塾講師が生徒を上回ってるところがあるとすれば経験のみ。

松谷です。

塾講師が優秀な生徒たちより上回っているということは実際にはほとんどないと思うんです。

数学一つとっても実際は生徒の方がはるかに能力があるんだと思うんですね。

 

だとすれば、その講師が伝えられるとしたら、経験のみだと思うんですね。

 

生徒はそれぞれの段階で未知のものに踏み出します。それは自転車に乗る時と一緒です。

初めて正負の計算を学んだ。

初めて一次関数をまなんだ。

初めて微分積分を学んだ。

漸化式の考えにつまづいた。

成績に伸び悩んだ。

復習してもできるようにならなかった。

初見の問題がなかなかできない。

模試で成績が良かった。

模試で成績が悪かった。

初めて過去問を解いたが難しくて点が取れなかった。

京大模試東大模試でなかなか1完できない。

1完はできるが合格点は超えない。

合格点を超えるが高得点をとれない。

時間が足りない。

ミスが減らない。

本番がせまって緊張している。

 

それぞれの未知の出来事に遭遇するときに、そこで迷った時に、「うん大丈夫。その道のまま進めば超えられるよ。もうちょっとこうしたらベターかも。」

と見守ってちょっとだけ後押ししてあげる。

それだけだとは思うんです。

 

それを全うして、それぞれの生徒にとってのきっと超えられる壁を超えるのを見守って、少しだけ後押しできたらなと。

 

数学の塾講師や学校の先生はおそらくみんな入試問題を全部解けるわけです。(たぶん?)そんなに大量の才能がある人がいるわけないじゃないですか。そうではなく僕ら彼らは生徒より経験を少し持ってるだけなわけですね。

だから、その少しの経験をシェアするのが務めかなと。そして、塾講師としては自分をはるかに超えていってもらうのがゴールなわけですね。もしくはただの学習者どうしの関係になるというのもいいことですね。

塾講師が生徒を上回ってるところがあるとすれば経験のみ。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 寺迫 より:

    「うん大丈夫。その道のまま進めばで超えられるよ。もうちょっとこうしたらベターかも。」
    大学受験という未知のものに挑んでいた息子たちの心のよりどころになってたんだろうと思います。
    本当に感謝しています。
    信じられる道標があると、安心して突き進めますよね。

    1. 松谷学 より:

      アドバイザーとして信頼されるように日々精進ですね!
      生徒たちチューターの先生たちが日々進んでいるので大いに刺激を受けますね。

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