中学受験をする雰囲気の小学校、高校受験の雰囲気の小学校か。
松谷です。
うちの家の近隣の小学校の一つが、中学受験をする雰囲気の小学校があるみたいなんですね。公立なのに?
小学生は周りの雰囲気に敏感な種族だと思うので、そういう雰囲気があると、中学受験の雰囲気に傾いてしまうだろうなということが推察されます。
事実、その流れの中で、急遽、中学受験することになりましたみたいな人がいるようです。
西京とか洛北みたいな公立の学校なら、見た目上は小学校の内容さえ押さえていたら、特別な勉強をしなくてもいけるように感じるからですね。実際は極めて厳しいとは思いますが。
そもそもかなり勉強が得意なタイプでない限りは。
いや今までの指導経験上もそういう少し変わった事例は結構出会ってきました。
公立の子で、塾で中学数学をしながら、別でもコツコツと中学受験っぽい勉強をしていて、洛南などの私立中に合格してした人、
洛南小の子で塾で中学数学高校数学をしながら、洛南小の中でやる受験の勉強だけで洛南中学の受験にしっかり合格するレベルに達した人、
小5までは中学数学をやっていたけれど、1年間弱はお休みして洛星や高槻などに合格した人、
小6の秋まで高校数学をやっていたが、そこから中学受験に参入して塾も休まずにそのまま洛北などに合格した人、
などなどいろいろといました。
でも、やっぱりちょっと変わった事例なんだろうなということはなんとなくは思っていましてね。
まあでも東大や京大などに行くこと自体が少し変わった事例だから、別に変っていてもいいのかもしれないな。
いや、僕は中学受験の否定派ではまったくありません。
そもそも僕は中学受験していて楽しかったなあという思い出なので。
本当になんでもいいんです。
中学受験でも、高校受験でも、小学校からの内部進学でも。
結局は本人次第でなるようになるのかなと思うのでね。
ただ、中学受験に関しては、合う合わないはあるだろうから、猫も杓子も中学受験じゃなくて、ある程度楽しめる子がやったらいいのかなとは思います。ある程度競争が好きで、ちょっと早めに勉強する面白さを見出せた子だったらいいのかなって。
中学受験自体は絶対じゃなくて、高校受験でも本人次第で十分に希望の進路が開けてくるよっていうのは知っておいて欲しいよとは思います。


