アウトプットできなければやったとは言えない。
松谷です。
リモートワークなどが世の中に普及して、仕事の成否というのは、成果物、アウトプットで測られるようになってきていると思います。
つまり、何時間デスクで座ってようが、どれだけ残業してようが、寝ないで徹夜でやってようが、アウトプットが伴ってなければやってないのとの明確な差がないという世界線です。
そのシビアさがいいのか悪いのか、日本に合ってるのか否かそのあたりはわかりません。
でも、受験勉強というのも似たような面はあるかもしれません。
つまり、自分なりに努力をしているつもりでも、講師や採点官などが評価できうるアウトプットレベルに達してない場合何もやってないのとの差がわからないわけです。0点は0点、解けないは解けないというかんじです。
であれば、各人が意識するのは、アウトプットできるまで努力する、ということです。
残念ながらアウトプットができるまでに要する努力量は個人の資質によりかなりの差があるのは確かです。
1.2倍とかそういう甘い世界ではなく、2倍いや5倍以上の差です。
でも、もし、同じ受験という土俵で戦うなら、アウトプットをその求められるレベルに高めないといけないわけです。
もちろん、生徒にすべて責任を転嫁できるものでもありません。
これは塾側にも言えるわけですね。
生徒をアウトプットまで導けないとしたら、それは塾が何も仕事をできてないとも言えるわけです。
だから、生徒に必死で働きかけるというのも確かです。
技術面だけでなく、心理面でも。
それぞれの人がそれぞれの目標を達成して欲しいなと思います。