中学受験塾による公立中高一貫評価

松谷です。

先日、少し話した保護者さんがこんなことを言っていました。

保護者さん「中学受験塾の説明会で、公立中高一貫校について聞いたんですよ~。洛北と西京なんですけど。」

松谷「ほ~ほ~。気になりますね~。」

保「塾がいうには、『洛北とか西京とかは小学校のカラーテストでいつも満点だからっていう理由で、最後の2,3カ月くらい勉強して受かるというようなことを思っていらっしゃる方がいますが、それは幻想です。』ってことなんですって。」

松谷「確かに洛北とか西京に中学受験でいった生徒って一部を除いてある一定のレベルを保っていますね。なんか、ばりばりの中学受験をこなしてきたような感じの子と雰囲気がそこまで変わらない子が多いと感じます。そういえばチューターの洛南出身の先生も洛北志望の子と同じ授業受けてましたよって言ってましたわ。」

保「結局、高槻とか洛南とかそういったところを目指すのと似たような勉強をしながら、同時並行で公立一貫校対策をしていくという子がたいてい受かっていくと。内申点も少し関係あるので、小学校の先生に嫌われていたらちょっと厳しいですがって言ってましたわ。」

松谷「でも、それって結構本末転倒な感じもしますね。そもそも教科書外の内容にも対応するための過度の中学受験勉強をしなくても合格しうるように、適性検査型のテストにしているのにね。」

保「しかも、適性検査型のテストは普通の私立の問題と違ってわずかに紛れがある。つまり実力があっても落ちることがありうる。そうすると結構勉強した結果、合格する実力がついていても万が一落ちた場合何も残らないのは悲しいから、普通は私立を併願して受けがちで、女子だったら、京女とか同志社とかも受けておくのがありがちパターンだと言ってました。」

松谷「一応塾で見てきた生徒でいうと、小6からスタートの1年くらいの勉強で、洛星や高槻に受かった子はいましたし、洛南小学校の勉強だけで洛南中合格レベルに達した人もいましたが、ややレアケースかもしれませんね。」

そんな会話をしていました。

中学受験かあ。中学受験塾代かかるのは辛いところですけどね。。う~む。

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