類題を類題と思えるか。それが痛みを伴う経験だとしても。
松谷です。
京大実戦の問題とか見ていると、何かしらの元となる問題が思い出されます。
つまり、塾講師から見たら、あーこれは類題だなっていう感じですね。しかしながら、類題を類題ととらえられるかそして解ききれるかはその生徒の習熟度に大きく左右されるというのは確かです。
やはりさすがにそのままではなくなんらかの思考をのっけてきたり、いつくかの類題を組み合わせてきますので。
個人的な感覚としては実際はある程度の経験があってそれに少しのっけるくらいの思考くらいしか、時間制限のある大学入試の出題としては許容されてない感じがしますし、それで良いのかなとは思っています。
で、それらの類題プラスαちょい思考という問題に対しては授業で扱った問題や、解説に加えた内容や、参考で配ってるプリントなどをしっかり確認して自分の守備範囲にいれていればすべて対応できるのは確かです。
だから対応してほしいんですが、それでも難しい可能性も十分にあります。というか普通はかなり実力が高まってこないと難しく感じます。
そこを超えられるかどうかが東大京大とかの入試を解けるか解けないかですからね。
ただ、体積の問題は、母線と中心軸の角度一定から円錐面の方程式まで扱って、中が中空かどうかの話までしたから、まあ、これは同じ問題って思って欲しいんだけどなあというのはありましたけどね。。。でも、別解の方に書いたから確認を怠ってる人がいるかもしれんなぁ残念ながら。たいして重要でないと判断したりして。。
まあ、でもそれも経験なんだろうな。
やった問題を解ききれないという場合は、まったくわからないというのに比べて、はるかに精神的にダメージを食らいます。
その分その経験を通して、ひとつひとつの問題を本当に大切にするという意識がより高まればそれが本番に生きるはずです。
痛みを伴う経験により、人は真に重要なことを知るとも言えると思います。
こっからが勝負やで。
諦めないやつ、油断しないやつが勝つから。
最終的にみんなそこまで高まるイメージがあるから頑張って欲しい。