講師にとって捨て問はありかなしか。
松谷です。
入試の過去問の採点とかたまにすることがあるんですが、受験生にとっては、これは難しいから基本的には無理だなあ。
という問題に遭遇することがあります。
そうすると、取れるところをしっかりとって合格点をとるのが大事だ!難しい問題は部分点をしっかりとろう!
という声かけ支援に切り替えることになります。
しかし、講師はそういうわけにはいきません。
だから、入試問題でもし時間内で解けない問題があった場合は、正直少し時間を延長して解ききるまでやることにしています。そしてなぜ時間がかかったのかを検証に検証を重ねて、高校生がどうやったら時間内にその発想に至って解きることができるようになるのかその方策を必死に考えてからそれを伝えるようにしています。
入試問題以外で解けない問題は正直いっぱいあります。
ですが、高校生が時間内に解けるようにアレンジされてるであろう?問題である入試問題で時間内に解けない問題は限りなく0に収束させたいところなわけですね。
学校の先生と違って公的に教える資格を持っているわけではない野良の塾講師が存在するためにはそこは担保しておかなければいけないところなような気はしています。教える力があるのも同じくらい大事なのはもちろんですが。
正直ちょっと自分にはきついと思う問題はなくもないですが、、、それでも生徒にその問題の考え方エッセンスを伝えなきゃと思ったらなんとかファイトするぜ!という気持ちにはなります。自分ひとりだったら諦めかねないところを踏みとどまらせてもらえるのでありがたいことですね!