高校受験後に帰ってきた生徒の変化の不思議
松谷です。
稲荷塾で中2まで教えていた生徒で何人か、
高校受験後に、まつたに数学塾に帰ってきてくれた生徒がいたんですね。
それで思ったのが、その彼らって不思議なくらい成長を遂げていることってあるんですね。
なんというか、行動だとか、理解力だとか、顔つきだとか、そういったところが結構変わっています。
僕が稲荷塾で教えていたということは、数1Aの下のクラスだったりしたわけなので、結構苦戦していたはずなのに、
おっ、という感じのきらりと光るところを持った状態で彼らは帰ってきてます。
これまでもそういう生徒は何人かいました。
塾にいると、小学生くらいからものすごい理解力を発揮してそのまま成長するような人もいますし、
小学生くらいの頃は苦戦していても、大きくなるとぐっと成長するような人もいます。
コンスタントに少しずつ伸びる人もいますし、
どこかのタイミングでぐわっとやる気が出るような成長を遂げる人もいます。
だから、ある時点で~だからその生徒はこうなる、みたいなことを当てられるというのは嘘だと思うんですね。
ある程度の傾向はあったとしても、個別の人間はそんなに簡単じゃないよと。
成長のタイミングは全然違うんだなと。
すごく苦戦しているときに塾がその生徒をずっと抱えられるのかはちょっと塾のキャパシティとかに寄ってしまいますけれどね。。(うちは物理的にもちょっとキャパは狭いのかもしれませんね。。。)
でも、上のような成長のタイミングがばらばらであることを考えると、ある塾とある時点で合わないとなったらいったん別の道を探すのはとても合理的なことなんだと思います。
絶対にこの塾じゃないいけないなんていうのはありません。そんなのは塾が不安産業になってしまっているがための、ただの強迫観念だと思います。
今、この塾は、自分に合っているかな、勉強頑張れるかな、楽しめるかなというところでやったらいいんだと思います。
そうしたらきっとその生徒なりの芽が出て、なるようになるかなと思います。
そして、また変更したいタイミングが訪れればそうすればいいですし、それも自然なことだと思います。
うちの塾も、もしあるとき合わなかったとしても、合うようなタイミングがあれば戻ってこれるようなところになればいいなと思います。
間違って、明日の記事も書いてしまいましたね。まあいいか。