重たい東大オープン理系の問題を見て思う。
松谷です。
あんまりブログのネタがないので、
東大オープンの理系の問題をネットで拾って見てみました(笑)
解いてみたところ、いやあかなり重たいなあ。解答は手に入らなかったので、勝手に問題を解いただけですが。
今年の東大本試験も非常に難しかったんですが(過去3本の指くらい)、この問題の重たさはそれ以上くらいに感じました。
いやあ難易度も相当難しいことは間違いないんですが、とにかく時間が辛い。
方針がうまくはまらないと時間が一瞬で溶けていってしまいます。
少し間違った方針をとって泥沼に入りそうになったときに、次の問題に移るなどの潔さがないとかなり苦しいです。
方針合ってても計算とか大変ですしね。二次曲線が何個かあったし。全問解こうと思えば思うほど異常な時間の厳しさに遭遇しますね。一人くらいいるのかな。。。
受験生は痛めつけられるだろうなあ。
これくらいに耐えていたら、本試験がやりやすく感じるともいえるかもしれませんが。。。
東大受験者という普通の模試だと偏差値70以上が平均の人たちが、120点満点で平均30点かそれ以下くらいに押し込められてしまうわけですね。差をつけるためには仕方ないのか。
でも難しくしすぎると数学が苦手な人が逆に得をするので、適度なラインを設定するのが入試では大事なんだろうなとは思います。
でも最近の東大は小問で小さい点は拾わせてくれる傾向もあります。だから完答が難しかったとしても、点数を粘り強く拾うのは大事ですね。
一方で京大の方はあんまり小問つけないので、0から方針を考えて完答しきるという力が求められますね。
でも、もう一つ思ったんですね。
最終的にこういう問題を解こうと思ったら普段の学習からの甘えはまったく許されませんね。高2くらいでふにゃふにゃしているような人は意識を変えないとこういう問題は絶対に解けないと思います。