2025追試共通テスト英語リーディング~多読との親和性②

松谷です。

ひとつ前の記事に書いたように、あまり分析的ではなくだいたいわかったらいいか的な流し読み(自然な英語リーディングと言えるか?)を1カ月くらいしたんですね。マンガと本を合わせてだいたい読んだ語数は25万~30万語程度です。

その結果どのように自分は変化したのかを何かで実験したくなったんですね。

ということで、それを2025追試共通テスト英語リーディングを通して確かめてみたいとおもいます。

(追試の問題まだあんまり出回ってないので、良かったらどうぞ)

2025追試の問題

追試の解答

まず、多読を1カ月した自分の感覚としては、心なしか読むのがスムーズになった気はします。日本語があまりはさまらなくなってきたような。しかし、所詮微々たる差のような気もします。1カ月だけですし。。

多読の効果としては、語彙の増強、読解スピードの向上、自然な英語の並び感覚の獲得によるライティングやスピーキングの向上などが一般的には見込まれます。

多読っていうのは1,2年読んでいる人、100万語程度読んだ人のことを指すというのが普通だというのは重々承知しています。ただ、途中経過状況として、1,2ヶ月とか30万語程度というのは効果実感がわずかに表出して来るタイミングとも言われてるのもありますしね。

 

それに、まあ細かい読みをそこまで必要としない?共通テスト英語リーディングとの相性はある程度いいかもしれないという予想はなんとなくありますので、実験としては面白いんじゃないでしょうか?

 

ちなみに、2025共通テスト英語リーディングでは80分制限時間で65分という悔しい結果に終わりました。

そのときは2題くらい共通テスト英語の問題を解いてから臨んでその体たらくでした。一応合ってはいましたけどね。。。クソの役にも立たない言い訳ですが。。。

 

今回は共通テスト英語はその時以来なので、5カ月ぶりです。ノー準備です。

そして、取り組んでみるのは、

2025追試共通テスト英語リーディングなのですが、実際はこのテストの難易度がまったくわかっていません。

だから、これが速かったり上手く読めたとしても対照実験としては微妙なところです。

でも、一般には追試の方が少し難しく作られるものなので、

このテストで65分以下で出来ていれば向上している可能性が高そうだと言えるかもしれません。

 

さて、結果のほどは?

 

じゃらららら

 

 

じゃらららら

 

 

じゃらららら

 

 

53分!!

う~ん、わずかながら向上したか??

いや、誤差の範囲か?

 

 

ちなみに各大問にかかった時間は、

第1問~2分40秒第2問~7分第3問~12分第4問~16分第5問~23分30秒第6問~31分第7問~41分30秒第8問~53分

でした。

ちなみに、2025共通テスト英語リーディング本試を解いたときは

第1問~2分30秒第2問~6分30秒第3問~11分第4問~15分第5問~24分第6問~37分第7問~50分第8問~65分

でした。

つまり、第4問まではほぼ変わらず(ちょっとビハインド)で、第4問以降の少し文章が長くなってきたあたりで少しずつリードしたといったところですね。

まあ一カ月くらいのリーディングでの変化はたかが知れているので誤差の範囲だとも言えますし、いや12分違ったら結構大きな差じゃね?とも言えます。

難易度は多分同じくらいだったと思います。本試と同じく結構簡単めですね。

本試よりもっと簡単っだった可能性もありますが、なんとなく僕の感覚では同じくらいだった気がします。極めてオーソドックスな問題かなと。僕は好きです。

まあ共通テストなのに60分かかっているのがとても悲しかったので、わずかに進歩が見られたということで、少しの変化を素直に少し好意的に受け止めておきたいと思います。

知っているんです。全国には25分くらいで全部やりきれる人が存在しているのは。。

でも、ネイティブでも50分くらいの人もいるので、まずはイチ講師としては50分くらいで安定して出来てたらいいのかなって思っていたので、少しだけその基準に近づけてほっとしました。

 

さて、しかしながら、高校生が現実的に多読を取り入れるのは一部分の人以外は難しいかなあ。どうなんだろう。

僕が1カ月で出来た程度のことなのでできそうにも思えますし、一方で30万語っていわれたら、速読英単語20冊分くらいとも言えますからそれは無理だと思う人もいるかもしれません。

でも、実際はただのざっくり読みだからもっとラクなんですよね。20冊くらいの完結物の英語のストーリーマンガ読破くらいですかね。

ちょっとだけ取り入れられる人は取り入れたらいいのになあとは思います。

結構学習が進んでいる人はありですね。でも他の教科もありますからね。絶対にみんなに薦められることではないかもしれません。

でも行き詰まりがある人の何かを解消する効果はあるのかなとも思うんですね。

僕自身がおれなんでこんな読むのおっそいんだ。頭が悪すぎるんじゃないかみたいなことを思い続けてきたのでね。

(TOEICを集中的にやっていたときは20分くらいは余っていたはずですがその感覚もどこかに消え去って良くわからなくなっていましたので。)

だから別にやってみようとするのは、大学生でも、大人でも、誰でもいいのかなってね。

この実験がどこかの誰かに勇気?元気?を与えられたらなんとなく嬉しいなと思います。

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