生徒に時に厳しく言います。でもうちの生徒の存在が奇跡的だということは知っています。
松谷です。
僕は塾講師です。
ということで、塾の内容をきちんと理解消化して、
それを力に変えていってもらうことをさせてあげるために動いているわけですね。
それに対して、取り組みの不足、実力の不足、気持ちの不足があれば遠慮なく厳しく言います。
「そんな勉強しかできないなら意味ないから塾は辞めなさい。」「来週ちゃんとやってこれないならもう来なくていいよ」
みたいなことを平気で言います。様子見の段階ならもう少し前向きな言葉による声掛けをしますがね。
でも、実際うちの塾に来るような子って、たいていは進学校の子なわけですね。
90%くらいが、洛南、洛星、高槻、堀川、西京、洛北、膳所、北野、立命館の子でしょうかね。
で、実際のところ、東大や京大、阪大、医学部などを取り組み次第で現実的に狙っていける可能性がある子がほとんどなんだと思います。最終的にそこに到達するのかはわかりませんが。
それって実際は奇跡的なことなんですね。
僕が以前教室長をしていた塾では、僕はオール1の生徒とかもいっぱい見ていましたから、実際にはその凄まじさは分かっているつもりです。その塾では、日東駒専という大学群が関東にあるのですが、そこに合格したら万々歳で、こちらでいう関関同立にあたるMARCHというレベルの大学に合格する生徒が出た日には奇跡が起こったみたいな感じで教室中がお祭り騒ぎでした。早慶とかを狙っていける生徒とかは基本的には一人もいませんでした。
だから、それと比較したときに、うちの塾に来ている生徒は実際にはどの生徒も本当に素晴らしい学習状況であるというのが正直な意見です。
親御さんの教育が素晴らしかったり、整えた環境が素晴らしかったり、本人の努力が素晴らしかったり、運が良かったりとそれらが絡み合って、良い道を歩んでいかれているなと思います。
そのような進学校に親として自分の子供を合格させてあげられるのかっていったら、そんなことは途方もなく難しいことにしか思えませんからね。
でも、それとこれとは別なんですね。
僕は自分のできることをするだけなのでね。
だから、厳しく言うときは言います。
できたらうちの塾のなかでアジャストして欲しいなと思っているので。
そんな感じですね。
でも、うちの塾にもし、合わなくなって辞めたとしても、大丈夫です。
だって、ほんとうはすでに奇跡的な存在ですからね。
まあ、そんなこといったら、この時代子供として生まれてきただけで奇跡的なありがたいことではありますけどね。学力とか関係なくね。