冠模試を受ける前に過去問を1年分は見るべし。
松谷です。
冠模試というのがあります。
特定の大学への入試を意識した模試のことですね。
京大実戦、京大オープン、京大プレ、京大本番レベル模試
東大実戦、東大オープン、東大プレ、東大本番レベル模試
みたいなやつです。
駿台、河合、代ゼミ、東進が有名どころで、特に、駿台河合の冠模試は、ほとんどの入試受験者が受けるんじゃないかと思います。
夏も秋もフルセット用意されてるのは、東大と京大くらいでしょうかね。
たとえば、阪大とか名大とか東北大とかについては、駿台や河合の冠模試は秋の11月ごろに初めてある感じです。
でも、東進は結構いっぱい用意してて、夏とか6月にも阪大とか名大とかの模試を用意してたりしていて、受験生フレンドリーだなとは思います。答案の返却も1週間くらいとめちゃくちゃ速いですしね。採点は正直めちゃくちゃ荒いですけど、それを考慮しても人気は上がってきています。
特に東進の冠模試のなかでは、共通テスト明けの1月の模試についてはかなりの人気を博しているかなと。
また、夏については、東大京大受験者じゃない生徒、たとえば、医学部志望とか阪大志望とかは主たる模試がないので、結構、東大や京大の冠模試を受けるんですね。
そんないろんな生徒がいるなかですが、冠模試を受ける生徒については必ずして欲しいことがあります。
それは、
必ず過去問1年分は目を通す
ということです。
つまり、形式をちゃんと知って、ある程度の時間配分などの仮の戦略を決めてから模試を受験してほしいのです。
そうしないと、
形式に対応できなくて問題ができなかったのか、そもそも実力不足で問題が解けなかったのかが判断できず、模試が無駄になってしまうからなんですね。
夏の勉強も佳境に入ってきていますが、それぞれが必死に過ごしていると思いますので、応援しています。