1,000,000円はそこに点を打って誰が得をするのか?
松谷です。
小学生に大きな数を教える時があります。
25307038560とかですね。
こういうとき、4桁ずつ区切って考えると分かりやすいよって教えます。
数字が4桁ずつ呼び方が切り替わるので、読みやすく認識しやすいと思っているのでそう指導するわけですね。
253億703万8560と読めるのでね。
数字の世界で表現するとしたら、
253,0703,8560とでもするような感じの読み方です。
一方で気づくんです。
どうやら、世の中の数字の区切り方、特にお金の区切りに見てとれるものは違うぞと。
なぜか3桁ずつ区切られてるぞと。
上の例だと、
25,307,038,560
という感じです。
うーん、日本語としてめちゃくちゃ読みにくい。
これは高校生大学生くらいになって、領収書なり、銀行なりでみるお金の区切り方がこうなってることで、改めて気づかされるんですよね。
それで、まあ、そんなに詳しくない素人の人(まあ僕なわけですが)だったらこう思いませんかね?
あー、もしかして英語の数字の読み方によるのかなと。
1000がthousandで、
1,000,000がmillionで、
1,000,000,000がbillion(10億)で、
1,000,000,000,000がtrillion(1兆)って感じで、
その間にあるのは、353millionみたいな感じですしね。
だから、英語由来でそうなのかなと。
しかしながら、僕はいまだに日本語の金額と英語の金額での読み方や金額のイメージを行ったり来たりするときにタイムラグがあるときがあるんですよね。
それでいて、実際はそんなに換算することとかがないのも確かで、
だから、この区切り方は本当に誰の得のためなんだろうとふと思ったんですね。
世界市場で動いているお金のことだから、ローカルルールである4桁区切りは避けているということなのか。
ただ、デジタル上では自動で区切れるだろうから、別に4桁区切りでもあんまり支障ないような気もするがどうなんだろうと。
そんなことをふと疑問に思ったんですね。
ということで、こういうときのためのAIやインターネットですね。
聞いてみましょう。
抜粋すると、
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3桁区切りが採用された背景
- 明治時代以降、日本は会計制度や銀行制度を欧米から取り入れました。
- 欧米(特にアメリカやヨーロッパ)では、3桁ごとに区切るのが標準(1,234,567)。
- この書き方は、英語やフランス語などの数の単位(thousand, million, billion…)が3桁ごとに変わるためです。
- 日本も銀行帳簿や輸出入の会計帳簿で国際標準に合わせる必要があったため、数字で金額を書くときは3桁区切りに統一しました。
✅ 利点
- 国際標準
- 欧米の会計・金融・科学分野で一般的なので、海外とのやり取りにそのまま使える。
- 計算・単位に一致
- 英語などの言語は千(thousand)、百万(million)…と3桁単位で単位が変わるため、直感的。
- 科学・工学でも統一
- SI単位系や多くのソフトウェアでも3桁区切り(またはスペース区切り)が基本。
❌ 欠点
- 日本語と単位の感覚がズレる
- 日本語では「万・億」と4桁で区切るので、数字のまとまりと読み方が一致しない。
- 大きな数字は読みづらい
- 日本語読みだと「百二十三万四千五百六十七」を 1,234,567 と書くため、変換に慣れが必要
とのことでした。
まあ予想通りと言えば予想通りですが、自信をもって子供に答えることができますかね。
いや、当たり前に根付いてる慣習とか当たり前の使ってるものについて、改めて子供とかに聞かれると答えに窮することがありません?
そういうときって大人も成長するチャンスですよね!
上の内容は僕が無知なだけなんでしょうけどね。。。