親は子供に自分のやっていたスポーツをさせたいのか?
松谷です。
僕も一応、人の親です。
うちの子どもは身体動かすのがまずまず好きなようです。
そういうときに、家計の許す範囲で、スポーツ系の習い事をさせたいなというのが思い浮かびました。
で、その候補としては、水泳などが浮かびます。
まあそれはいいです。一応溺れないためというのと、体育の授業で気分よく過ごせるようにという二つの理由でやったらいいのかなとはなんとなく思いますので。
それ以外です。問題は。
世の中には様々なスポーツの選択肢があります。
しかし、そのなかで、何やら親がやっていた(やりたかった)スポーツというのがある程度の優先順位で思い浮かんでしまうという構図があります。
つまり、僕ならテニスとかです。
で、親は割とそのスポーツを押しがちだったりするのかなって思うんですね。
自分がある程度勝手を知っているからとか、初期のころに教えてあげやすいからとか、将来一緒にできるかもしれないからとか、自分がやりたかったからとか、そういった理由です。
しかし、本当にそれでいいのかという問題はあります。
無意識にバイアスをかけて、子どもの可能性を狭めてしまっているんじゃないか!
という議論が持ち上がってくるわけですね。その議論は大いに正しいなと思うわけです。
で、習い事をちょっと体験でいくつかやらせてみたわけですね。
あまりバイアスなくね。
それで、息子が楽しそうにやっていたのが、サッカーでした。
僕とまったくゆかりがないスポーツです。
ワールドカップのときだけ、にわかファンになるみたいな浅いやつですね。
バイアスをかけず試してみたところ、選ばれたのがサッカー。(まだわかりませんが)
可能性を狭めないことに成功したとも言えます。
しかし、自分の心の中の複雑な何やら寂しい気持ちはなんでしょうかね…
まあ子供は親とは別人格ですからね。
好きなことやったらいいわけですけどね。
サッカーもテニスと同じくらい素晴らしいスポーツですよ!
息子たちはサッカーを通して色々な事を学んだ気がします。
彼が書いた大学サッカー部のブログに
“目標達成のために一日一日を大切にし、すべてを出し切る覚悟はできている”
ってありました。
彼らの爪の垢を煎じて飲もうと思います(笑)
なんという決意。
個人競技的に主にやってきた自分なので、
団体競技をちゃんとやっている人を尊敬しつつ、一方で少し負い目があるのかもしれませんね。。
まあ、好きだと思ったことを見つけてそれをやれれば幸せなのかなと思っています。