なかなかできるようにならない生徒をどうしたらよいですか?

松谷です。

なかなかできるようにならない生徒がいるんですけど、どうしたらよいですか?

大学生にこのような質問をされることがあるんですね。今の塾でも、前の塾でも。まず、このような質問をする時点でその大学生の先生は本当に生徒のことを思って自分の最大限でやっています。なんていうか、僕が親だったら本当に幸せだなと感じることです。

でも、それでも、親としてはなんとかできるようになって欲しいと思っていると思います。

その期待に少しでも応えたいというのが塾側の気持ちだとも思います。

僕の経験談として次のようなことを試してみたら?と言ったりします。

計算結果を見るんじゃなくて、計算の途中式、もっというと計算の途中式を書いてるその途中の様子を見れば何かつかめるんじゃないかな。

変な計算ミスを何回も何回もする人は途中の動きが変なことが多いんですよね。本当は瞬時に考えずに処理するべきところに無駄に時間かかったり、余計な動作があったり。

あとは、一度でいいからある一定のスピードで100点取れるまで見守ってあげたらいいんじゃないかな。

そうしたら、時間内に100%出力するためには自分はどこまでやればいいかっていうのが本人がわかると思うから。

 

 

実際、講師やっていたら生徒ごとに本当に差を感じますよ。最初は残酷だなと思っていました。同じ内容の出力を得るまでに10分でできる子と3時間くらいかかる子がいるんですから。自分の学生の頃と比べても数倍の理解スピードの子もいますしね。しかも、同じ出力に至ったとしても、忘れやすさがまた違います。

大学生でチューターや講師をやる先生は基本良くできる先生ですから、そういうときは初めて見るような類の生徒にぶち当たっているのかなと思います。

でも、そういうときになんとかしてあげようとすると本当にいろいろ試したりするので自分自身も成長できると思うんですね。

 

まあ、でも本当に勉強がかなり苦手な人もいますから、そういう場合は勉強方面で勝負させないというのが親の大事な役割なんだろうなと思います。勉強をして基礎学力はもちろんつけるもののそれで勝負しないという感じですね。プログラムとか英語とか芸術とかスポーツとかその子が好きそうだな輝きそうだなという分野に力を集中させてあげたらいいのかなと。

実際は、子どもは生まれてるだけで、素晴らしい存在ですらかね。

公明党さんが子ども1人につき10万円くれるって言ってるくらいですからね笑

まあ、でもそれだけ国の重要な資産というかね。全員がね。

 

 

ちなみに、僕は割といろいろ全部にパワーを割くと全部中途半端になるので、少ないリソースを少ないr領域に集中してる感じですね。それでお腹いっぱいというかね笑