物理の名問の森、化学の新演習が東大京大医学部受験のど定番
松谷です。
東大京大などのハイレベルな大学受験での、理科の勉強に参考書を使う人は多いですが、その中にど定番と言われる参考書があります。
それが、
物理の名問の森
と
化学の新演習
です。
一応ここまでやってちゃんと理解して過去問、模試問に取り組めば、物理化学における医学部以外においての合格点が来ると言われていますし、開示の点数を見てもそんな感じです。つまり6割前後取れるという感じです。東大でも京大でも。(新演習の方が少し相対的にレベル高いのかもしれません。)
時間があってもっとやり込みたい人は、
物理においては、難問題の系統をその解き方をやっていて状況によっては新物理入門などで微積の考えを補完するとかいう感じでしょうか。もうちょっとだけやりたい人が標準問題精講をやったりするケースもありますね。
化学は、新演習がすでにかなりのレベルだと思いますが、新理系の化学100選などを足し込んでいる人がいますね。もうちょっとだけやりたい人が標準問題精講をやったりするケースもありますね。
で、まあ最終レベルの参考書がそれなわけで、もちろん、そこまでしっかりつなげていく必要があるわけですね。
その中で、良く選ばれがちな奴が、
物理では、エッセンス、良問の風、体系物理、重要問題集、基礎問題精講、宇宙一わかりやすい物理、物理をはじめから丁寧に、秘伝の物理(映像付き)などで、
化学では、重要問題集、基礎問題精講、セミナー(リードアルファ)、宇宙一わかりやすい化学、Doシリーズ、岡野の初歩からしっかり身につくなど
というわけですね。ただ、上はレベルが被ってたりするので、重複しすぎないように選んでいかないといけないですけどね。
たとえば、物理でいうと、
宇宙一→エッセンス→重要問題集→名問の森
とかはありがちな流れです。
ただし、一応、頑張れば、
「エッセンス」から「名問の森」に飛べるということはチューターの先生から確認しています。ただし、結構ギャップが大きいので、答えを見るところからスタートとかになってしまうことに耐えられる忍耐をもつか、周りに割とすぐ聞ける人がいるような環境があるかのどちらかが必要かもしれません。
いずれにせよ、理系受験には理科もとても重要です。しかも、割と努力量に比してレベルアップしていきますから、高2くらいから計画的に早めに取り組むのをお勧めします。
もちろん、高2までに英語数学をある程度形にすることはさらに優先度が高いことですけれど。
ちなみに、物理化学の塾に行くことを否定しているわけではありません。各々の状況で選択したら良いと思います。