高3からスパートして間に合うかは人によるから危険だよ。
松谷です。
高3からスパートして逆転合格みたいなのが華々しく体験などでかかれること
って多いですよね。
こちらもそんな逆転を生み出せたら嬉しくなったりします。
しかしながら、高3からスパートに関してはものすごくまぎれがあります。
4分の3は討ち死にします。もっとかもしれません。
たまたま、基礎学力があったり、理解力などのポテンシャルがあったり、モチベーションが火のように高かったり、
集中力が通常の人を超えていたりそんな要素が絡み合っているときのみ合格します。
自分がそのタイプだと信じられるならそういうのもありかとは思います。
しかし、普通はリスクが高すぎておススメはできません。
だって本当に自分がどういうタイプなのかっていうのは、普通は本気でやり始めてみたいとわかりませんから。
やり始めてみたら自分は伸びがそんなに良くないタイプだとか、そもそも基礎学力が足りてなさすぎて受験勉強に
入れる状況でもなかったなんてことに気付いたとしたらもうアウトですからね。
ということで、基本的には、高1からは勉強をまずまずしていて、
高2の途中くらいからは火がついていてという状況こそが合格する人のスタンダードだと思います。
例えば洛星の生徒は、火がつくのが遅めな傾向があります。でも高3になったら全員頑張る文化があります。
しかし、高3から頑張り始めた場合、合格するかどうかは人によります。運よく嚙み合った人だけ合格します。
一方で、高2から火がついている人は合格する可能性が高いと思います。
少なくともその生徒個人のMAXくらいの合格確率を期待して入試にぶつかれると思います。
ちなみに、僕のことを思い出したとき、僕程度のポテンシャルでは、もし高2まで何も勉強していなくて、高3から勉強を始めていたら東大には合格していなかったと思います。というか東大志望にもなっていなかったと思います。
もちろん、世の中には1年くらいで東大とか京大とかに合格できるような方々がいるのは知っています。しかし、自分がそれに当てはまる確率って思ったより低いですよ。実際、東大とか京大の学生の9割5分くらいは普通にしっかり積み重ねてきた人かなと感じますしね。