大学受験を教える講師が小学生を教えるメリットデメリット

松谷です。

大学受験を教える予備校講師などが小学生を教えているところって見たことありますか?

おそらくなかなかないと思います。

でも、個別指導塾講師などでは、大学受験を教える先生が小学生を教えるなんてざらです。

うちは予備校ではないですし、完全個別指導ではないですから中途半端な立ち位置ではありますが、集団で大学受験を教えてるのは確かです。

ということで、そのような場合に小学生を教えるのはやっぱりレアなんじゃないでしょうかね。

だから、僕としてはこの領域はめちゃくちゃブルーオーシャンだと思うわけですね。

僕としては小学生に算数とか数学などを教えているのってすごく楽しいですし、彼らってキラキラしてますからね。あと自分の子どもも小さいですからめちゃくちゃ身近です。しかも、なんとなくそんな変化しまくりの時を経て最終的に大人になっていき東大京大などの難関大学受験を突破してくストーリーを近くで見れるとしたら面白くないですか?さらに、一気通貫して小学算数から高校数学まで教えるとなんとなく流れが面白いなと。

でも、なんで一般の予備校講師たちが小学生を教えないかといういくつか理由があるだろうと思うので、推察してみます。

想像するに、

・ばからしいと感じる

東大数学の求積の問題とか、京大のがちがちの論証の問題などを扱う先生が、今更割り算とか掛け算とか正負の計算とかを教えるのをばからしいと感じてしまう人がいるんだと思います。ある程度地位がある人ならなおさらそう感じるかもしれません。

・小学生が嫌い

高校生などってやっぱり結構大人ですよね。それに対して小学生って思いっきし子供ですからね。単純に嫌いという人も結構いると思います。

・小学生を引き付ける技術がない

小学生を引き付ける技術って特殊なんですよね。中学受験塾の講師とかはそういう技術にめちゃくちゃ長けていて、あの幼い小学生たちを授業に巻き込んで夢中にさせます。でも、予備校講師が小学生を教えてみたら、かなり腕のたつ予備校講師でもかなりの修正を必要とされるでしょう。例として、スタディサプリの関先生という大学受験のカリスマ英語講師がいるんですが、小学生の関先生への評価として結構聞くのは、「何言っているかわからん。」です。大学受験生だったら立ち見が続出、講義を聞いたら泣いてしまう人もいる?くらいの先生の講義がそれですからね。恐ろしい違いです。

・途方もないギャップに立ち尽くしてしまう。

単純な掛け算や割り算などをなかなかできない生徒に、最終的に東大京大までの入試問題を解かせきれるまでもっていける想像がつかない。想像がついたとしても、そのものすごい労力に思いを馳せたときに手を出せない。もしくは、実際に東大京大志望の子ばっかり教えている先生からするとどれだけ頑張っても高3生までにはそのレベルに到達しえない子もいるだろうという現実を直視できない。

・そもそも予備校側の事情

高校生対象の部門と小学生対象の部門が交流してない。そもそも、小学生向けの部門がない。大学受験部門に比べて単価が安い?

・ある意味誰でも教えられるから専門性が発揮されない?

小学生への算数とか中学数学のさわりとかってある意味誰でも教えられるから専門性が活かされにくいと感じ敬遠している。小学校の先生って基本全教科教えてますもんね。何教科でも教えられるようなもののうちの一つと考えたら少しためらわれるかもしれません。特に大学院や博士課程で数学を専攻されているような先生からするとそこじゃないなと思うと思います。

とかですかね。

それらを考えて、餅は餅屋ということで、小学生を扱いなれている人に任せて手を出さないんだと思います。

でもねえ、子供に接していたら、最初に寝返り一つうつのだって、言葉ひとつしゃべるのだって、ピアノの鍵盤を鳴らすのだって、自転車に乗るのだってめちゃくちゃ大変なことですからねぇ。だから実際は最後の東大京大受験の上澄みだけに集中して教えるのもいいことですが、いろいろな過程を経て成長していく様を見ていくのも面白いのかなあってなんとなくそう思っています。。

多分僕がもともと小学校の先生志望だったからこんな風な感想なのかもしれませんね。昔の自分の夢を正当化したいみたいな(笑)

でも普通の予備校の先生が教えない理由もなんとなく理解はできます。

ということで、この前の保護者説明会で話しましたが、

僕のスタンスは、小学生部は楽しめていればよい。

と考えています。ちなみに、それは、僕も生徒もです。

だから、僕とのやりとり学び合いの中で自然に学ぶことを楽しめていく生徒は合っていて、

そうならないタイプの生徒は、僕が教えるべきではない生徒であると思っています。

中学受験を扱っているわけではないので、過度にストレスやプレッシャーを与えてとても苦手な子やすごく嫌いな子を引き上げるのは良くないと考えていますので。

 

 

ちなみに、すごく嫌いや苦手というケースでも、個別指導塾や家庭教師は門戸をしっかり開けていると思います。ちゃんと選べばすばらしい成果が得られると思います。これは個別指導塾塾長だったからよくわかります。ちゃんと選ぶのがなかなか難しいというのも確かですがね。。塾長や家庭教師センターなどにちゃんと注文をつけてしっかり吟味してくださいね。

 

ちなみに、僕の上に挙げたポイントで僕個人を観察してみると、

・ばからしいと感じる

ちなみに、僕は一般的に数学をガチで教える講師に比べると多分そんなに頭が良くない方なので(笑)小中学生の算数数学をばからしいと思うことはないんですね。偉くもないですからね(笑)

・小学生が嫌い

小学生はたいてい好きですねえ。でも本当にこればっかりは人対人ですから合わない人はいます。自分の塾なので利益無視で合わない場合は合わないと伝えられますからね。

・小学生を引き付ける技術がない

小学生を引き付ける技術については自分も実はそんなにないですね。中学受験塾の先生の空気感というのは全然違いますからね。まあでも距離感が近いので、素直にお互い面白がって教え、教えられという関係は作れている気はします。なんとなく。

・途方もないギャップに立ち尽くしてしまう。

ギャップについては多少感じることは正直ありますよね。でも、まあとんでもないレベルの小学生も何人か見てきて、まあやれるだけやろうって心境です。楽しんでれば自然に到達するところに到達するだろうみたいな。

・そもそも予備校側の事情

個人経営につきしがらみゼロですね(笑)

・ある意味誰でも教えられるから専門性が発揮されない?

そうかもしれませんね。でも、僕としては、それなりの指導の質を担保したうえで自由な進度でレベルの高いところまで教えてくれるところってなかなかないのかなと。

 

まあ、楽しく教え、教えられ、その関係が続けられるといいですよね。

そしてきっとどの生徒にも楽しい場所はどこかにありますね。うちじゃなかったとしても。

そこを大事にして欲しいなと思います。どの塾じゃないと絶対だめだなんてないですからね。

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