2024共通テスト英語リーディングに思うこと
松谷です。
めんどくさくて後回しにしていて共通テスト英語リーディングを解きました。
全体の感想は、
本当に多いなあ。時間がつらすぎる。これを試験場でやった受験生はお疲れさまでした。
というものです。
英語を速く読むという練習について僕がサボっているというのもあって、実際僕がどれくらいスピードが落ちているのか良くわかりませんが、分量が多すぎるなあと思っていた東大英語とかTOEICとかそういう分量と同じレベルの分量と感じました。
英語の文の難易度自体はもっと易しいものだとは思いますが、時間の圧迫感は同じくらいと感じました。
これをちゃんと時間内に終えるにはしっかり各大問ごとのだいたいの時間を厳しくコントロールをしたうえで臨まないととうてい終わらないと思います。普通のいやある程度良くできる受験生でさえ自然に読んで終えるというわけにはいかないというのが正直な感想です。
また、選択肢も結構紛らわしいとかチェックが面倒なものがいくつか見られていてそれにより時間が圧迫される原因にもなっています。
第5問に入っている小説や第6問の体感時間の話やチリペッパーの話は面白い話だと思うんですが、時間の中で楽しむ余裕は持てないのが正直なところだなあとは思います。80分ではなく100分であればだいぶ楽だと思うんですが、そうは問屋が卸さないんでしょうね。
また、僕自身解いていて、43番のprospective timingの具体例を間違いました。また、48番のinfer問題は2択でカンで正解しただけでした。これらは確実に合わせるのはかなり難しいと感じました。(48はもう一個をinferできないと言い切る根拠がいまだに分からない。)
90点以上くらいの何点になるかが結構運要素が強い問題になってしまっているような気もします。よっぽどの人は知りませんが、よっぽどの人なんてほぼいないと思いますので。
もうちょっと緩めていいとは思うものの、試験主催者側がこれを提示すれば、ハイレベルの受験生はこのレベルに対応しようとしてきますから、これが日本全体として英語の目指す姿ということでしょうかね。
確かにスピードの力やリスニングの力は上がるとは思います。そして、スピーキングなどのコミュニケーションも学校で力を入れるとなったら英語の力としてはかなりになるんでしょう。
正直学校現場的にはちょっと無理がありそうな気がするんですが、それでも対応しようとしてくれる学校の先生方の力を信じて突き進んでいるというところでしょうかね。学校の先生方に頭が下がります。