あと一歩を超える力を蓄える
松谷です。
模試などであと一歩という感じの人がどのあたりで超えられていないのか体感するために、ちょっと彼らが受けた模試などを解いてみることがあるんですね。京大オープン実戦とか東大オープン東大実戦とかですね。
これらには、取り組みやすいな思うものもあれば(得意な子は満点近く取るだろうなと)、正直僕でもうわっこの問題は難しいなと思うものもあります(完答一人いるのかな。。。)。
でも総じて東大京大受験生の中で差がつくようなものになっていると感じます。
偏差値50~57くらいの数学の出来の人が何人かいて、あと一歩だという人がおそらく超えられていないのは、問題を見る限り
あと一歩考える思考や、あと少しの経験、あと少しの粘り、試験時間の中での最大発揮そのあたりです。
これらの突破のカギは、
これまで解いた問題の同じ類の問題が出たときに適用するだけのしっかりした理解を伴った解きなおし、
予習問題などで必死に考えて解法をひねりだして解ききることへのこだわり、
当日演習でのある程度の短い時間の中での頭を必死に巡らせて自分のできることをやる訓練、
人によって過去問や模試問でのそのレベルの問題への思考や計算の慣れや時間配分の慣れの経験。
結局そういった普通通に見えるけれど大事なところの積み重ねによってのみ突破できるところかと思います。
あと少し乗せて1問完答が増えたらバンって成績が跳ね上がります。2問も増えたらかなりのインフレでしょう。自分としては夢のような成績になると思います。
しかしながら、それを支えるのは結構地味な取り組みです。
もう少しのところまで来ているので、なんとか頑張って突破して欲しいなと。