2023広島大理系数学を解いてみた

松谷です。

ちょっと興味があって、

2023広島大理系の問題の問題を解いてみました。

02m-suugaku5.pdf (hiroshima-u.ac.jp)(広島大学のHPから。)

 

あとで岡山大理系の問題も解こうと思っています。

千広岡とか金岡千広という言葉がたまに受験情報媒体で使われたりするんですが、ある程度同レベル帯の大学かなと思います。標準的な問題という風には言われていますが、実際にはどうなのか、しっかり体感しておこうかなと。

広島大理系は150分で5題でした。

全体としては、確かに標準的な良い問題という感じでしたが、数3が数1A2B部分より少し難しくなっています。量については数3の計算を中心に処理はある程度あります。ただ異常に多いとかいうわけではなく、受験生としても自分の実力を発揮しやすいくらいの量と時間の比率なんじゃないかなと思います。実際僕がやって半分くらいの時間で終わったような気がしますから、余裕があるかなと思います。東大の問題とか2022年のような共通テスト数1Aの問題だと時間パツパツですのね。。。医学部志望だったら8割5分以上くらいとりたいのかなあと思いました。1(4),2(4),3(3),4,5(4)当たりが差がつくポイントでした。数学得意なら満点を狙いたいくらい。ちなみに去年より取り組みやくなったようなので、例年だったら8割くらいを確保するというのが目標になるでしょうか。

 

1.場合の数と確率 素朴なカードを引く問題。

標準的ですけど、素朴な感じで良いなと思います。(3)(4)あたりの問題を確実に漏れなくダブりなく数えられるかって大事だなと思います。

2.座標 対称点の座標を考えて、交点を求める問題。

計算するだけといえばするだけです。直線と直線が交わらないという条件とかを理解しておくだけですね。面倒ですけど、誰しもがやり易いと思います。これも(4)の答え合わせるまでファイトして欲しいところ。

3.ベクトル 空間上の三角形の最大値

これも空間ベクトルを利用しての三角形の面積を計算するだけと言えばするだけですのでやり易いと思います。ただ、多少計算が多いとは思うので、その中でしっかり間違えずに、(4)の答え合わせるまでファイトして欲しいです。

4.数列と極限 見慣れない漸化式を誘導に従って裁いていって極限を求める。

これは入試の標準的な問題という感じがします。しっかり差がでるんじゃないでしょうか。limシグマを求めるときに、無限等比級数考えたりはさみうち考えたり、いろいろな数3の知識を使うのでしっかり実力によって差がつくのかなと思います。

5.微分積分 対数関数のグラフの概形と方程式の解と面積を求める。

グラフは普通に微分して増減表をかきつつ、極限にも気をつかう。(3)は置換積分。(4)は該当部分の面積の言い換えをしっかりする。

 

といったところでした。数1A2Bのレベルは演習1、数3は演習数3というレベルでしたね。もしこういう大学の医学部志望の子がいた場合に、演習2をするかは正直迷いどころですね。飲み込める実力がなければ気にしないでいいですが、飲み込める実力があったときにね。演習2まで完全にカバーしたとしても入試で出てくる差としてはわずかというかね。もちろんすべての科目に余裕があれば大は小を兼ねるという感じでやったらいいですが、そうでなければ、オーバーワーク気味というかね。

 

一応河合塾さんが対策書いてくれてはったので、そのリンクも載せておきます!

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