講師は生徒を育ててるつもりで、育てられてる
松谷です。
講師は、生徒をなんとなく育てるように頑張ろうとします。
ただ、そんななか真剣にやる生徒に相対するうちに、もっとこういう風に授業しようとか、もっと質問に的確に答えたいとか思ったりします。
そう、いつの間にか真剣な生徒に逆に育てられてるわけですね。
いつだって最終的には生徒は僕を超えていきます。
僕よりはるかにできる生徒に何人出会ったでしょうか。
でも、できるだけこちらもストレッチして、最後の最後に超えられるそのときまで、超えるべき壁でいられるようになりたいなと思います。
まあ、超えた先は実際にはただの対等な学習者どうしなんだとは思いますが。
そして、超えるというのは何も数学的な学力だけを指しているとも思いません。
大学生になっていった卒業生は結局何らかの点でみんな僕を超えていったなあと感じています。
受験という古典的なものを目標としながらの勉強ではありますが、人それぞれが最大限必死に戦ったすえに、ものすごく成長してるのかなと。それは学力だけでなく、人間としても。
今年の受験生は正直まだこっから2山くらい越えなければなりませんが、越えようと頑張りきって欲しいなと思います。めちゃくちゃ真剣に戦った先にはきっと素晴らしい景色が待ってると思います。
頑張るぞ!