2025合格体験記その3
松谷です。
また、ひとつ体験談が届きました!
京大工学部情報学科に合格した喜井くんからです。
そう、彼はチューターとして働いてくれていたんですね!
元々現役時の大学受験のときから素晴らしい数学力をもっていて、でも本番にミスが重なってしまって本当にわずかに東大に届かなかったんですね。これも僕としてはものすごくショックだったのですが、後期で工繊に合格してチューターで働きたい!といってくれたのでそうか!ということである意味塾としてはラッキーにも働いてくれていました。持ち前のハイレベルさで、大学の成績もほとんど全部優(GPA満点近く?)みたいな優秀な成績をとっていたので、すごいなと思っていたところ、、、
京都大学 工学部 情報学科 喜井隼大 堀川
こんちには。直前演習に隠れプレイヤーとして参加していたチューターです。
僕は現役合格ではなく、1年間別の大学に通ってからの合格という特殊なケースですが、他の人に役立ちそうなことがいくつかあるので、それらも含めて書いていこうと思います。
僕は高2の初めにまつたに数学塾に入りました。高2の間は部活などに打ち込んでいて、あまり勉強勉強といった感じではなく、ペースメーカーのような感じで通っていました。
なんと僕は高3になっても勉強に身が入らず、当然のように東大に落ちてしまいました(これで受かったら東大受験生に失礼ですね)。後期の大学に進学する約束を家族としていたので、そのまま京都工芸繊維大学に入学しました。
工繊では良き友人に恵まれ、普通の人ならそのまま大学生活を送ると思いますが、僕は受験の不完全燃焼感とある種のコンプレックスに苛まれたままで心から大学生活を楽しむことができず、このままではいけないと考え、再受験を決意しました。夏に受けた模試では今までで最も良い成績が出て、家族にも受験を許可してもらえました。(A判定ならOKという約束でしたが、数学が下振れたのにも関わらずB判定を取ったので特例で許可が出ました)
それで油断したのか秋の模試でD判定を叩き出し、本格的に焦りがでてきました。
この焦りのおかげで、受験勉強により一層集中し、共テも二次も実力を出し切って合格できました。
今回合格できたのは、家族や高校、塾同期の友人の応援、何より松谷先生のサポートがあってこそだと本心から思います。
家族の皆が後期で進学する約束を反故にするような再受験について、最終的に許可してくれたことについて、感謝してもしきれません。
高校の友人や同期のチューターには共通テスト後に打ち明けました。どういう反応が来るか不安だったのですが、誰も再受験に否定的でなく、とても応援してもらえたので、かなり二次試験への勉強の励みになりました。
松谷先生にも共通テスト後に打ち明けました。それだけでなく、直前演習に参加させてくれないか、と無理なお願いをしたのですが、快く受け入れくださり、受験が終わるまでかなりのサポート、応援をしてもらえました。もちろん、再受験の期間だけでなく、高2、高3の時期にも様々なアドバイスをいただいたことは感謝してもしきれません。
冒頭で、この時期はペースメーカー云々と述べましたが、ほとんどの人にとって、塾の役割はこれに尽きると思います。まつたに数学塾はその意味で塾としてこれ以上にない役割を担ってくれたと思います。(数学力を保てたのは塾で身につけた基礎体力あってこそです)
参考になるかわかりませんが、各教科のアドバイスも書いておきます。
国語
古文単語は、webサイトのテストなどで高速で周回することで素早く定着させられると思います。暇があればやることをオススメします。現代文は、まず傍線部の近くを確認→無理そうなら本文を通した理解を問うている可能性を疑って後回し、というルートで解くといいかもしれません。
数学
最終的には東大や京大だろうが他の大学だろうが、いかに計算ミスをしないかの勝負になるので、普段から計算ミスで悩んでいる人は、普段から検算をすること、そもそも筋肉的な解法に頼りすぎないことを意識して演習を積んでください。(※松谷注 本番でもミスを防いで4完半したということですから、その意識参考になりますね!)
物理
疑問などを残したままにすると死ぬ教科なので、友人や先生、ネットなどをフル活用して疑問を解消してください。直前期には、よくある設問の流れに慣れ(立式→考察など)、過去問で十分な演習を積んでください。
(英語と化学についてアドバイスするほどの力はありません。ごめんなさい。)
仮面浪人について、自分がやったからだろ?と思われるかもしれませんが、僕的には全然悪い行いではないと思います(自主的にするのは絶対にオススメしません。純粋に浪人した方が良いです。)
家族のありがたみなどをきちんと自覚できていて、諸事情で浪人できなかった人は検討してみても良いかもしれません。
最後に、
家族、友人、松谷先生への感謝を述べて体験記を締めたいと思います。
本当にありがとうございました!!!!
これからもチューターとしてやっていくのでよろしくお願いします。
これは少し変わった例かなと思いますが、いろいろ経験した彼はさらに深みをもった青年になったんじゃないかなと思います。
そんな力を引き続きチューターとして発揮してくれるみたいなので、生徒さんはぜひいろいろと吸収してください!アドバイスも後輩のためを思ってしっかりしてくれていますね!