休みを利用していい経験しよう!英語の読書もあり?

松谷です。

休みというのは、普段と違う時間が流れています。また、周りの環境も少し違います。

例えば、夜更かしができたり、子供と四六時中一緒にいたり、昼から夕方くらいの時間を利用できたりと。

まあ、それぞれがやることはなんでもいいと思うんですね。

でも、もし休みだったら普段しにくいいい経験したいなって思いますね!

めちゃくちゃ勉強するのもよし、めちゃくちゃ遊ぶのもよし、めちゃくちゃ部活するのもよし、めちゃくちゃ旅行するもよし、めちゃくちゃ休むのもよしですね!

 

僕も、娘とクレヨンしんちゃんというよくわからない?映画を見たりしたのもなかなかの非日常でした笑

夕方くらいに家族で銭湯に行くなんてのもなんとも休日くさくてよかったですね。

あとは、普段よりまとまって時間を使えることもあり、本も読みました!

じゃん。

これ。”Flowers for Algernon”邦題は「アルジャーノンに花束を」です。

実際だいぶ前に買ってちょっと放置していたあと、少しずつ読み始めたんですね。

でも、なんかそこまで、どんどんと貪るように読むという風にはならなくて、

ほんと平均すると1日5〜10pくらいしか進んでなかったんですよね。

それで読み始めて2週間くらいが経ちましたかね。

100pくらいまできたのですが、それでもやっとだなって感じで。

そんなにゆっくり読んだら面白いものも面白くないかなっということで。

休みにも突入したことで、一昨日と昨日と今日の3日で残りの210pを読みました〜!ぱちぱちぱち。

何時間くらいよんだかなあ。6時間くらい?

家族が寝てからと、朝起きたときと、みんなちょっとだらだらしてる時間に読みましたかね。

 

えーと、もし、読みたいかもっていう人のために簡単に、あらすじや英語の難易度や感想などを。

 

【物語のあらすじ(本のカバーより引用)】

 

チャーリー・ゴードンは、これまで誰も経験したことのない旅に出ようとしている。

生まれつき極端に低いIQを持つ彼は、ある実験の被験者に選ばれた。それは、人間の知能を飛躍的に高めることを目的とした前代未聞の手術。すでに実験用マウス「アルジャーノン」で驚くべき成果を上げたこの手法が、ついに人間にも試されるのだ。

やがて治療の効果が現れ、チャーリーの知能は彼に手術を施した科学者たちすら凌駕するまでに成長していく。世界を揺るがす科学的ブレイクスルーかと思われたその矢先、アルジャーノンに異変が起きる――急速な衰退が始まったのだ。

同じ運命が、チャーリーにも訪れるのだろうか…?

 

って感じですね。

【英語の難易度】

英語の難易度は、この前Holesという子供向けの洋書を読んだのですが、それと同じか、本当にわずかに難しいかなくらいに感じました。

帯には、Holesが英検3級〜準2級、Flowers for Algernonには英検2級。と書いてました。

一般的な洋書よりはかなり読みやすい部類に入るのは間違いありません。

知的障害がある主人公のリチャードの日記形式をとっている物語なので、最初の方にわざと大量のスペルミスがあり、それが読みにくくさせている部分はあります。しかし、徐々に読みやすくなっていき、途中の賢くなってきたあたりは少し難しい言葉も入って来ますが、そのあたりでも読みにくいというほどではないのかなと。

僕にとっては、どちらかというと、回想シーンであるとか、自分や他者の感情や行動などを比喩的に表現しているシーンが結構意味がとりにくいなと思いました。ちょっと慣れない語彙も使われていますし、パッと読んだときに何が言いたいのかが捉えきれないところがありました!

しかしながら、帯にある英検2級っていうのは、う~ん、ぼくの感覚とはだいぶずれているんですよね。

僕にとっては、Holesが英検2級~準1級くらいのなかでも準1級よりで、Flowers for Algernonは英検準1級~という感じ。

どちらが正しいかというのはないと思うんですが、バックグラウンドの違いでしょうね。

昔ながら文法や精読を中心として勉強してきた人が、少しずつ多読の世界に進んでいこうとした場合には、僕のように感じるのかなと思います。

一方で、どちらかというと簡単な絵本からどんどんどん多読をしながら英語の感覚を磨いている人からしたら、帯のような感覚になるのかもしれません。

まがりなりにも310pの本(90000語くらい)をある程度の期間(1週間とか、2週間とか?)で読むのには英語の耐性が必要なのかなと思うんですね。それが、昔ながらのが学習している人にとっては案外大変で、やっぱりほとんどの部分に疑問がわかないレベルの英語の文法的な力や語彙的な力になってないと進めにくいのかなと。

僕は、自分の偏っていた英語力を調整しているところなので、いろいろと吸収したいなと思ってやっている感じですけどね。あと、ちょっと描写が大人なシーンもあるので、やっぱり日本の学習者だったら高校1,2年生くらいからチャレンジしやすいのかなと思いました。

 

【感想】

まず、この本が世界的ベストセラーであり、大文学作品であることは前提とします。

そして、あらゆるところで泣ける感動作品としてとても有名です。

 

しかし、僕の感想は、とても切ない話だなとは感じたのですが、正直まったく泣くことはできませんでした。

以下わずかにストーリーに沿ったことを書きますね。(ネタばれちょっと入っているかもしれませんので、ご了承ください。)

この作品は知能をIQで測っているわけですが、IQが低いときに一部から受けていた差別的な言動が、IQが高くなってなくなったものの、一方で傲慢な部分が出ていれば、周りの人が友達になってくれるわけではなく、逆に離れていく可能性もある。IQが低いときの方が人に好かれていた部分もあり、もしかして何も知らないときの方が人としては幸せだったのかもしれないのか?みたいなことすらも投げかけています。

IQが低いところから高くなってさらに低くなるところまで経験したチャーリーは、家族や愛する人研究者などの周りの人の感情や行動の変化を、いい方向も悪い方向も経験します。そして自分自身の感情の振れ幅も。上がっていくときの高揚も、高みに達したときの虚しさも、再び失うかもしれないときの焦燥も。そして、悲しいかな再び真っさらに戻ってしまうわけですが、そのときにはその状態に対しては本人自体は何も感情を投影できなくなっているんですよね。彼の変化を見ていた関係者だけが悲しさやどうしようもなさなどの感情を抱いていると。一方で、真っさらに戻った本人は、また再び少しでも賢くなろうと学ぼうとするんですよね。同じ実験を経た実験用マウスのアルジャーノンが死んだ今、残り時間はほとんどなく、多くを学べるわけもなく、似たような道を辿ることが必然だったとしても。

勉強すること知ることの意味とは、賢くなる意味とは、賢くなるとはどういうことなのか、人間としての幸せとは何か、そういったことを問いかけているんだと思います。

でも、賢くなっても人間性が大事みたいな話というのはもちろん当たり前な気もしますよね。また、知りたいと思うことは人間としては自然な行為であり生きるということと自然にもつながるかなと。だからこそ、そいういう表面上のことじゃなくて、そのさらに奥深くの心を震わせる何かを、登場人物の所作や感情やストーリーの中から読み取って、受け取りたかったんですが、それが僕はできなかったんですよね。

僕の英語力がしょぼいのか、僕の主人公や登場人物への共感力がしょぼいのか、そもそも日本語だとしても内容をもう少し深く読み取る本における読解力がないのか、読み取ったしてもそれを感じられる感情が乏しいのか、どれかだとは思いますが。

ちょっと自分にがっかりしていました。。。英語の本で泣ける体験できそうだなと思って買ったので。。。

う~ん、、、自分に悲しい。。

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