教えた小学生が全員高校数学までしっかり学んで欲しいなと思いつつ、現実の壁も。
松谷です。
僕は、どの子も気持ちを持って指導していると思います。
特に何か贔屓したりとかそういうのはなく、結構どの子にも等しくパワーを注いでいるかなと。
小学生だってそうです。
小学生が通う最初の塾であるだろう人もいますし、算数数学の学習が楽しいものになるといいなと思って、そういう指導を心がけているつもりです。
しかし、本当にこれが現実なのですが、僕が教えたからといって、その小学生がみんながみんなうちの塾でストレートに高校数学まで学んでいるわけではありません。中学数学から入ってチューターの先生が教えた生徒が高校数学まで学ぶ確率と同じくらいかなと思います。(いや実際には少し中学生から始めた人の方が確率が高いかもしれません。少し選抜してるので)
こういうのをごまかすのはやっぱり良くないと思うんですよね。
結局東大京大医学部レベルに合格するための教材をある程度の進度で進めているがために、全員が同じように進めていってそうなるというのは難しいというのが今の現実かなと。(うちの塾はかなりフレキシブルな方ですけど。)
そもそもそういうレベルに到達する人が一般に1%や多くても2%だったとして、誰かが教えたら必ずそうなると吹聴している人がいたらそれはきっと詐欺師だと思うんですね。
結局小学生は、最初のある程度のコミュニケーションの印象と、好きや得意かとモチベーションだけ見ていますので、最終的にそういうところを目指していくような生徒に、(学力、モチベーション、タイミングがかみあって、)なっていくかどうかなんてそれはわからないんですよね。
神のみぞ知るというか。
でも、もしそうならなかったとしても何か好影響があったらいいなって思うんですね。学ぶこと自体はみんな結局することですからね。
現実と向き合いながら、それでも生徒が何か一時でも楽しいなと思えたらいいなって思います。
そもそもうちの塾でずっと学んで東大京大医学部を目指すことがその子にとって最適で幸せともまったく限りませんからね。
ちなみに、一回離脱や脱落したけど、なぜかすごくパワーアップして戻ってくるなんていうのも結構あるんですよ。だからとっても不思議なんですけど、人には何かタイミングがあるんですね。
僕も子どもいますから、勉強できたらそりゃいいなと思いますけど、それでもかなりフラットに見ています。フラットに見すぎているくらいかなと思います。
無理なものは無理とか、合わないものは合わないとか。少なくとも今は厳しいとか。子供は完全な別個人ですからね。
だから、サッカーみたいな習い事みたいなものかなとは思っているんですね
でもたまたま僕やチューターの先生、塾の内容とかみあって、頑張るモチベーションが得られている人がいて目標に向けて邁進するようなエネルギーが得られている人がいたならば、それは幸せなことだなと思います。
すごくラッキーなことです。塾にとってね。
塾というのは残念ながら多少の合う合わないはありますね。
でも、塾側としてはたまたま合う人と出会えたらラッキーですし、生徒側もたまたま合う塾や講師と出会えたらラッキーなんじゃないでしょうかね。
親としてはそう思いますかね。あそこのサッカーのコーチなかなかいいこと言うんだよねっみたいな感じですかね。


