中学数学クラスの到達点は?

松谷です。

まつたに数学塾では、稲荷塾と同じように入塾してから1年で中学数学を終えるのを基本としています。(小学生部などから入ったとかだと少し状況は変わりますが)

で、中学数学は高校数学へのつなぎということで、割とさっと抜けていくのですが、そのさっとした学習のゴール地点はどれくらいのレベルでしょうか?もしかして低いのでしょうか?

 

中学数学クラスの生徒の中1終わりの終了段階のありがちな到達点を確認しておきます。

 

それは、だいたい京都の公立高校の堀川高校の合格者のレベルです。

飲み込みがいい子だと、だいたい合格者の平均くらい、

塾の標準的な子だと、だいたい合格者のぎりぎりくらい、

少し苦戦してるなって子は、合格者の最低点に届かないくらい(7がけとか8がけとかくらい)でしょうか。

結構、中学数学クラスを見てきてながいので、上記のような生徒をかなり見てきましたので、かなり再現性のある結果です。

全然コッテリと中学数学の訓練ばっかりやるわけではないので、満点レベルとかトップ合格レベルにはこの時点では行きませんし、そもそもそれを狙ってもいません。

ある程度、上記くらいのレベルまでやったら、高校数学をやっていきます。

実は、数1Aが中学数学を包含してさらに深めるような感じの構成になっているので、数1Aをやることで、多少の不足部分も埋まりながら、より俯瞰的な視野も手に入ります。

そうすることで、中学数学を改めて見た時にかなり余裕になると思います。

そして、もちろん、数1Aや数2bまでやっていることで、高校数学でもスタートダッシュがスムーズに行きつつゴールから逆算したときに演習をする余裕が十分生まれるということになります。

 

もちろん、全員が絶対そのレベルになるわけではありませんが、高校数学を学んで最終的に東大京大医学部などのレベルに到達する可能性があるレベルの生徒は概ねそうなります。だって一般に進学校で9,10ヶ月くらいかけることが多い数1Aより中学数学全部の方が少ないんですからそれを1年で終わらせるのは極めて普通のことですからね。

 

一応補足しておくと、そうならない生徒にとっても意味がないものを提供するわけではありません。

 

理解がなかなか追いつかない生徒は再テストなどで理解するまで追いかけますし、スピードが遅い生徒は土曜日などで追加で教えてもらいながら勉強する時間もいくらでもとれます。

だから、多分学校では余裕になり、自分の普通にやっていたら到達する実力の二段階上くらいの力にはなると思います。

 

特に、全然力が足りないわけではなくて少し力が足りないくらいだけどモチベーションが高いというような生徒なら、土曜日の自習の時間などを利用してすごいところまで昇れるので、やってみて欲しいなと思います!

もちろん得意な子はガンガン行けるのでさらにオススメですね!中学生だけじゃなくて、小学生のうちにそのレベルになった人も何人もいますしね!