最近初めて小テストで1番になった子に見られた共通点

松谷です。

最近、塾の小中学生向けの小テストで初めて1番になった子が二人くらいいました。

つまりずっと優秀でずっとトップだったみたいなタイプではない生徒ですね。(おそらく学校ではずっと優秀なんだと思いますよ。)

その子たちに恐ろしいくらい共通していたことが2点あったんですね。

 

一つ目は、

「テストがあることをちゃんと意識して、

テスト前にしっかり復習を行い疑問を潰して臨んでいたということ」

です。

やっぱり塾に来てなんとなく学習してなんとなく理解して、10分くらい見直してなんていうような形でなんとなくテストを受けてもまあなんとなくそれなりですねという点しか取れません。

それで僕にコメントでかかれるわけですね。もう一歩やなあ。だいたいは理解しているけど、間違ったところ復習して再テスト用の問題でしっかり理解を確実なものにしてから次に進んでな。

みたいな。いつも同じようなコメントをされている人がいます。つまり現状の方針を変えず進歩がないわけですね。

そうではなく、来週テストだな。しっかり見直して間違ったところをちゃんとつぶして自分でできるという状態にしよう。宿題も全部見直しておこう。よしこれで大丈夫なはず。そんな準備が出来ていたんじゃないかなと思います。

そして、二つ目の共通点はまったく同じ所作をしていたので驚きました。

それは、「テスト前とテスト後の採点されてるときに、まったく同じように怖がっていた」

ということです。

わかりますか。これ。テストって頑張ったらその過程が報われて欲しいという心境になるじゃないですか。

だから結果が楽しみだったり、どきどきしたりするじゃないですか。準備で手応えがあったらなおさらそう思うじゃないですか。だからそのようなどきどきを感じて怖がっている面があったと思います。

でも、僕はさらに一歩感じたことがあるんですね。

人間って、現状を超えていこうとしたりするときってたいていは未知との遭遇になるわけですよ。

今まで経験してないことができるようになるかどうかってすごく怖いじゃないですか。

おそるおそるじゃないですか。自転車を初めてのるにしても、初めて跳び箱を飛ぶにしても、何であれ。

それを感じていたんじゃないかと思うんですね。

自分なりにいつもより頑張って準備したこれでいけるかもしれない。でも、そんなにできたことはない。

でも出来て欲しい。

きっとそういう自分の現状の更新を行うところだったんですね。

一度更新するとそれが自分のスタンダードになったりするんですよね。経験しているので。

そうするとまた同じくらいのパフォーマンスを出しやすくなるわけですね。

 

そういう瞬間に遭遇してなんだか嬉しかったですね~。

別に僕が何かしたわけではないですがね(^^;)

 

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