駿台全国模試の満点付近は二重の意味で大変
松谷です。
駿台全国模試とかがあった子が結構いるようです。
高2とか高3で。
それで、満点かなあ、満点だといいなあというような感触の子が2人くらいいたのですが(採点によるでしょうけど)、駿台全国模試で、満点付近とるのは結構大変なんです。
いや、難しい模試なんだから当たり前だろと思うかもしれませんが、そうじゃないんです。二重の意味で大変なんです。
想像しやすい一つの大変さは、難易度の高い問題をとるのが大変ということです。小問が結構あって徐々に難しくなる形式なので、最後の方の小問をとるのは結構大変だったりします。
誘導をうまく利用しないといけないケースもありますし、実験して複雑な状況を把握しなければならない場合もありますし、場合分けが煩雑な場合もありますし、計算がハードな場合もありますし、高級な知識が必要な場合もあります。
もう一つは、時間の大変さです。150〜160くらいとれれば本来ほとんどどの大学にも合格できるレベルともいえます。
でも、そこからさらに積み上げようと思うと急に時間がシビアになるんです。難易度も高い上に時間がかなりタイトになる印象です。
だから、初めから結構スピーディーに処理しないと厳しいんですね。
相当スピードのある子でも最初から飛ばしていって少しだけ余ったかなという感じでしたので。
東大とかの入試で120点中40点とか50点を目指すなら時間のタイトさはそんなに感じないですが、80〜90点以上くらいを目指すときにはかなり時間が厳しくなるのと一緒の構図かなと。
まあ、多くの人には関係ない話かもしれませんが、全国トップレベルの高得点をとりきりたいという人には少し参考になるかも?と思います。