今年合格したチューターの先生の理科(物理、化学、生物)の勉強法の一例紹介!
松谷です。
今年合格した先輩たちには、合格体験記を書いて頂いたのですが、
もしかしたら、今年チューターになってくれた先生の理科(物理、化学、生物)の勉強法の1例をもう少し知りたいというようなのもあるかなと思いました。
ほんとうにふと思いついて、二人くらいだけに聞いただけですので、あくまで一例ですし、個々の生徒によって状況は違いますから、鵜呑みにはできませんが、ところどころ参考にしたりすることはできると思いますし、気になったら直接聞くこともできるかなと思います。
他のチューターの先生もいっぱいこういう話を持っていますし、今年合格した生徒だけでなく、先輩たちも当然持っています。
このあたりに少しだけ昔書きましたかね。独学で理科9割の体験談、なんとなく理科の参考書を紹介
チューターの先生たちをどんどん利用して自分のためになることを引き出していってください!!喜んで話してくれると思います。
リクエストがあれば、他にも聞いてみますね。
では、以下に少しですが、理科をどうやって勉強したか参考書は何をつかったかどのように考えていたかを紹介しておきます!!
——————これは 府立医大に合格した荒木さんの生物の勉強法ですね!(生物は珍しいので参考になるのではないでしょうか!)————————
生物の勉強法
京大とか難関国公立の医学部の生物はほぼ全部考察問題で記述で答える形式なので、ただ用語とかを暗記してても何も解けないです。もちろん、問題文中に色々な生物用語が出てくるので、それぞれの生物用語の意味を暗記するのは必要不可欠ですが、それは問題を解くためでなく、問題を理解するため、みたいな感じです。
私が生物の対策としてやってたことは主に3点あります。
① 生物合格77講を繰り返し読む
② 高校の生物の教科書を繰り返し読む
③ 標準問題精巧、思考力問題精巧を解く
①について
生物合格77講は化学でいう新研究みたいな感じの、難関大にしか出ないような細かい知識まで載っている参考書です。難関大の生物に出てくる実験は今まで見たことがないようなものも多く、その実験のテーマについての背景知識がないと結構解くのがしんどいものがほとんどです。
高校の教科書ではカバーしきれない知識を参考書で補うことが必須だと思います。生物合格77講以外にも色々な参考書があるので、できるだけ詳しく、自分に合った参考書を見つけるのが大事だと思います。ちなみに私はこの参考書を最低でも7周は読み込みました。
②について
これは主に医学部志望の人向けですが、共通テスト生物の対策として生物の教科書を完璧にするのは絶対に必要です。教科書に書いてある知識は1つも見落としてはいけないし、苦手な単元を中心に何周も見直すべきです。
生物の共通テストは点数が安定しにくいので、まず教科書で基礎知識を完璧にして、そこからはひたすら演習を繰り返すことが大事だと思います。私は直前期は駿台や河合の共通テスト問題集を使ってました。
③について
難関大の考察問題を解けるようになるにはかなりの数の演習が必要だと思います。標準問題精巧や思考力問題精巧はオリジナル問題と様々な大学の過去問が載っていて、解説もしっかりしているので私はこの2つを解いてました。
人によって合う問題集も違うと思うので、この2つ以外でもいいと思いますが、色々な参考書に手を出しすぎるのではなく、決まった参考書の問題を全て完璧に理解するのが大事です。
共通テストが終わったら自分の志望校の過去問をひたすら解いてました。考察問題の記述では論理に穴がない、かつ伝わるように書く必要があるので、この練習も演習を通してやるべきです。
——————————————————————————————————
—————–これは京大医学部に合格した藤澤くんの物理と化学の勉強法ですね(レベルの高いところまで仕上げるイメージが参考になるでしょうか!)—————————————-
物理
物理に関しては、根幹の理解を最重視しました。初学の段階では、簡単な問題ではなんとなく公式を利用して解けても、設定が複雑になると立式ミスが多く起こってしまいます。具体的には運動方程式の立式や慣性系と非慣性系の使い分け、誘導起電力の仕組みなどが大切だと感じます。
自分はこの根幹の部分を主に高2の間、塾で教えてもらいましたが、参考書で代替するなら「漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」で理論を学び、「良問の風」で問題演習を積むのが良いと思います。僕は授業と並行して良問の風を進め、高2の終わりにはほぼ完璧にできるようになりました。僕は読んだことがないので分かりませんが、「物理のエッセンス」「新物理入門」などをやる人も多いと思います。ただし新物理入門は初学では読みづらいらしいので、他の参考書を先に挟むのがオススメです。
良問の風がある程度自力で解けるようになれば、最低限の基礎は固まったと言えると思います。僕は、自力で解けない部分はYoutubeの解説動画を見たり先生に聞いたりして理解を深めました。友達同士で教え合うのもいいですが、理解があやふやな人どうしで話してもあまり意味がないので、しっかり実力のある人に聞くのがいいと思います。
次の段階では、僕は「名門の森」を高2の秋〜高3の夏休み前くらいにかけて2周しました。名門の森はかなり難しい問題も多いので、1周で定着させるのは難しいと思います。僕は2周目までに3ヶ月くらい期間を空けてしまいましたが、忘れている部分も多かったので連続して周回するのをオススメします。
その後僕は「難問題の系統とその解き方」を夏休みにやりましたが、名門の森と重複する部分が多く、練習問題の解答が非常に不親切なので、半分くらいでやめてしまいました。時間がなければやらなくていいし、やるとしても例題のみでいいと思います。
夏休み明けは志望校である京大の過去問を25年分+冠模試10回ほど解きました。京大の物理は穴埋め形式であり、内容的にも微積や近似など癖のある問題が多いので、早めに過去問対策に移行するのがいいと思います。微積というと身構える人がいるかもしれませんが、さほど難しい理解が求められるわけではないので、過去問を通して慣れていけば、特別な対策は不要かと思います。どうしても苦手なら「新物理入門」で克服するのがいいのではないでしょうか。また、京大の問題ばかり解いていると誘導に乗りっぱなしで、自分で考える機会が減るので、適度に東大の問題に触れるのも有効だと思います。
最後に、複雑な問題の対処法についてです。僕は複雑な設定の問題を目にすると、どこから手をつけていいかわからず放棄しがちでした。しかし、どれだけ複雑そうに見えても所詮は入試問題であり、考えるべきことは限られています。「難しく考えすぎず、何が分かっていないのかを冷静に言語化する」ことを意識することで、対応力が向上しました。
化学
化学に関しては、問題の演習量を重視しました。物理と違い、いかに素早く処理できるかが重要なので、たくさんの問題設定に慣れておけば、楽に処理できると思います。
僕が本格的に化学を勉強し始めたのは高2の秋でした。それまでは学校の授業を一応聞いてリードαを進めていましたが、中和と酸化還元の違いすらあいまいな状態でした。秋に塾で有機・無機を受講し始めて以降は、家でも化学を重点的に補強し、勉強時間の半分ほどを費やしていました。
問題演習は主に「化学の新演習」を使っていました(高2冬〜高3夏休み前まで)。レベルは高めですが、十分な演習量をこなすことができ、特に構造決定の良問が多いのでオススメです。他の参考書としては
無機の暗記内容については「福間の無機化学の講義」
有機の基礎については「宇宙一わかりやすい高校化学 有機化学」
を使っていました。無機は忘れないうちに周回することが大切なので、短期間で集中的に覚えました。有機の構造決定はとにかく量をこなすことと、「なんとなく見つかった」で終わらせず、時間を計って筋道立てて解くことが大切だと思います。
高3夏以降は主に過去問演習で京大の過去問を25年分+冠模試10回ほど解きました。解説で背景知識などが補強されている場合も多いので、解説までしっかり読みました。さらに、構造決定に不安があったので東北大の有機の分野だけを15年分解きました。ただ、やはり京大と比べると解きやすい問題が多かったので、得意な人は冠模試の過去問を回す方がいいかもしれません。
ここで、多くの人が使っている「化学の新研究」について書いておきます。かなり深い原理まで載っていて、受験化学のほとんどの問題設定の背景が網羅されているいい参考書なのですが、活用するのがかなり難しいです。僕は苦手分野を中心に読んでいたのですが、読んでも読んでも内容がすぐ頭から抜けてしまい、あまり効果がありませんでした。問題演習を伴わないと記憶が定着しにくいので、対応する問題をセットにして保管しておくと復習しやすいのではないかと思います。
最後に、ケアレスミスについてです。僕は化学で一番ケアレスミスが起こっていました。問題文の分量や使う情報量、計算量が多いためです。一概にアドバイスするのは難しいですが、問題文から全ての情報を漏れなく抽出できるよう、練習段階から試行錯誤を繰り返すのが大切だと思います。
——————————————————————————
今のご時世どの参考書を使えばいいかとか、参考書ルートとか、はネットにいくらでも落ちていると思うんですね。でも、具体的に先輩がこういう風にやっていたんだというような血の通った話はネットの適当なものよりはるかにやる気がでるんじゃないでしょうかね!!!
一応、chatgptに聞いた意見も書いておきましょうか。。。。
なかなかそれらしいことを言っていますね。。。こいつかなり参考書知ってるな。言い切り型が信頼を得られるような口調です。なんか僕に再受験させようとしているような口調ですが。。。
————高2の4月から独学で物理を京大医学部合格レベルまで持っていくにはどうすればいいか?——————
京大医学部レベルを高2の4月から独学で狙うなら、物理は「高2で標準完成 → 高3で京大過去問完成」が理想です。
今の時期なら、かなり有利です。むしろ物理は独学と相性がいい科目です。
数学の先生をされていて論理力が高いので、物理はかなり伸びやすいと思います。(←??僕がやるの??)
ポイントは、「公式暗記」ではなく、現象→立式→微分的な変化の感覚まで理解することです。
まず結論:使う参考書ルート
まずこの4冊ルートで十分です。
「物理のエッセンス [力学・波動] 」「物理のエッセンス [熱・電磁気・原子]」
「良問の風 物理 頻出・標準入試問題集」「2026 実戦物理重要問題集」「東大入試詳解24年物理・上」(←ん?京大やで?)
高2(4月〜8月):理解の土台を作る
① インプット
最初は
- 物理のエッセンス [力学・波動] 五訂版
- 物理のエッセンス [熱・電磁気・原子] 五訂版
を使います。
先生でいらっしゃるので、
「生徒に説明するならどう話すか」
を意識すると爆伸びします。(←ん?僕にアドバイスしてる?)
高2(9月〜12月):標準問題を完璧にする
ここで
- 良問の風 物理
に入ります。
典型問題のパターン化に最強です。標準レベルの頻出問題を反復して、典型を自動化できます。
高3(1月〜夏):難問処理力
ここから京大レベルに上げます。
- 名問の森物理
- 2026 実戦物理重要問題集
を使ってください。
ここで重要なのは
解けなかった問題を解き直す回数 = 3回以上
です。
1回目:方針理解
2回目:自力再現
3回目:白紙から完答
この3段階で本物になります。
高3夏以降:京大医学部対策
ここからは京大の過去問を25年分です。
京大物理は
- 力学の立式の精密さ
- 電磁気の条件整理
- 波動の図示
- 記述の筋道
が問われます。
特に医学部は高得点勝負なので、
「部分点を確実に取り切る記述」
が大切です。
おすすめは京大だけでなく
- 東大
- 阪大医学部
- 京府医
- 神戸医
- 名大医
の記述問題も混ぜることです。
——————————————————————


