中高英語で最初と最後にやりそうなのを同時に見る

松谷です。

本屋によく寄るんですが、目的もなく寄る場合も、目的があって寄る場合もあります。

で、今回はやや目的もあっていきました。

中2か中3くらいの中学の後半から高校の1番1番最初くらいから学習したい人向けの文法や読解のドリル系統をまず探してました。なんか興味をもってくださってたので。

ここには写真にないものも含めてですが、いろいろみた結果、

「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりすく」はやっぱりいいなと。あとは「大岩のいちばんはじめの英文法」の演習用として、「とってもやさしい英文法」がかなり易しめのものとしてなら良さそうで、もう少し難しめなら「はじめの英文法ドリル」もよさそう。「英文法基礎10題ドリル」とどっちがいいかは際どいけど。

英文読解の解釈的な勉強の最初なら、「はじめの英文読解ドリル」はなかなか量が充実しててかなりよさそう。「肘井の読解のための英文法」、「基本はここだ」に併用するか、その前にやるのに良さそうかも。

そらへんが初期にやるやつでめぼしいやつでしたね。

 

そして、今度は、

ゴールに取り組む可能性があるものとして、

最近見たのはこの上の二つ。

「リンガメタリカ改訂版」と「英文解釈教室」

リンガメタリカは、ちょうど難関国公立とか早慶の難しすぎない学部くらいででるような英文を通して、さまざまな背景知識と周辺単語を教えてくれる教材。

過去問に行く前にもう少し英文に触れておきたいとか、毎日英文には触れておきたいという人が1日1個やるとかにはなかなか良さそうな気がします。長文レベルは上位受験生に絶妙に無理のない負荷。

10章あったので、僕は研究and読書用に1日1章10日ほどやってましたが、受験生は2ヶ月くらいかけるものかなと思います。

速読英単語上級編よりやや時間がかかりますね。速読英単語は英語の文章があるだけなので、僕の場合は確か英文読書目的で2,3日で全部読んだと思います。

一方でこちらは背景知識の日本語部分がかなり多く、そこに時間がもってかれます。小論文的な知識のところです。でもこれが特徴でして、単純に幅広く世の中の重要事項に触れられるので、なんか普通に1段階教養が得られる感じでして、常識が不足しがちな人間(僕か?!)にとってはいい読み物なのかなと。

もし、英語のところだけ読むならそんなにかかりません。英文もわずかに速読上級編より読みやすいかな?って感じなので、2,3日でも読めるといえば読めるかなと。でも、そんな使い方は受験生の使い方としてはもったいないかなと。

 

英文解釈教室の方は300ページ15章立ての最難関英文解釈勉強参考書ですね。

取り組み始めて、1週間くらいはたってますが、実はまだ6割くらいしか読めてません。。取り組める日に1日1章くらい見てる感じなのですが、ここまでのところでの感想ですが、これ相当良い参考書だと思います。

レベルは、英文読解の透視図くらいですが、量は3倍くらいあるように感じるかもしれません。少なくとも2倍はある。

これは無理だというような読めない英文はほぼないものの、例題に関してはどれもこちらに一捻りあって少し考えることを要求してアウトプットとして適度な負荷がかかります。

でも、昔の参考書のなかで最高峰の難しい参考書と言われているのにほぼ読めない英文が登場しない理由は、おそらくあまりにもこの参考書が受験英語の源流だからでしょうね。

 

あまりにもいろんな講師や書籍がこれの影響を受けてそれらの知識が分散して収録されているんだなって。だから、最近の有名どころの参考書を一通りやったら、いつのまにかこの英文解釈教室の内容をほぼ網羅してるという感じなのかなと思います。

これも普通の受験生にはまったくおすすめしませんが、英文解釈のアウトプット練習、総整理用にはいいですね。

ただ、解説は結構玄人ごのみである程度分かってることが前提ですね。

あっ、この参考書で特にいいなと思った解説の仕方であまりこれまで見なかった解説の仕方がありました。(これまで他で見落としてた?)

たとえば、このふたつの文が並んでました。

In those days, it was the will of God that men should offer sacrifices to him.

In those days, it was the will of God that men should respect most.

 

で、それぞれ二つは核となる構文が違って上が形式主語のthatで、下が強調構文とか分裂文と呼ばれるやつです。

 

そんなことは別にいいのです。勉強したら分かるようになりますから。

 

そうではなくて、

どんな人間が読んでも、これを前から読んでるときに、should に来るまでは、どちらのタイプの文なのか判定できませんよ。

というのが、素晴らしい説明だなと。

つまり、途中まで読んでる時点ではモヤモヤしながら、多少予測しながら読んで、予測が違ったら修正しながら、それでも前から読んでいって最後まで読んだ時に意味が決まると。

つまり、読んでる時にモヤモヤしてるのが普通ですよと言ってくれてるわけですね。

この寄り添いが迷える学習者にはとても突き刺さるんじゃないかと思います。

だから愛されてたんじゃないかなって。

そんな風に今はもう大人になっていらっしゃる昔の受験生たちに思いを馳せましたね。

 

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