反転授業の予習で読んだだけで身に付く人ゼロ人説
松谷です。
まつたに数学塾では高校数学では稲荷塾と同じく反転授業を採用しています。
で、反転授業では予習が鍵です。
予習の出来と予習への姿勢で成果の6割くらいが決定します。残りは授業中と授業後の復習です。
その中でも、ずっと見てきてほぼ100%成果を得られない予習というのがあって、それが「読んだだけ予習」です。
それで、もしなんとなく雰囲気をつかんだとしてもほぼほぼ何も身についていません。
授業でまるまるもう一回全部を講義したうえで、全部の演習をもう1回やるようなスタイルの授業であれば読んだだけ予習でも別に授業が滞りなく進んでいきますが、普通の反転授業スタイルでは読んだだけ予習ではほぼ何も得られません。(ちなみに上記のようなスタイルは結局予習不要スタイルということですね。効率や進度は悪くなりますが、長時間かけてやることで身に着けていく形ですね。)
ということで、反転授業では読んだだけで終わらせてはいけません。何をしなければならないか?
当然、
「書いて問題を解く。」
ということですね。書いて解く中でいろいろと足りない部分が見えてきて、できるようになっていきます。しかも、その結果、説明部分を読む力さえブラッシュアップされるんですね。
実際に理解力などが同じくらいの生徒だなと思っても、その予習の取り組みが違うだけで、テストしてみたらほぼ0点と8割くらいみたいな違いが出てきてしまいます。
ただ、その予習をやるのが結構大変だというのはその通りですね。結構高いレベルの理解力をもった生徒以外は詰まることが多いと思います。詰まるのをよく考えて解消していくのも力がついていくのでいいのですが、それだとストレスが大きい生徒もいると思います。
そこで、まつたに数学塾では、稲荷塾と同様に土曜日を自分とチューターの先生が常に目の前にいてすぐ質問できる状態での、予習補助の場にする予定です。それをちゃんと利用できればものすごく楽に高いlevelに達することができるのではないかと思います。
他にも、どうしても土曜日来れない人用に、まつたに数学塾では公式ラインを用意する予定で、それに質問してもらって返答することで、疑問が解決できる機会を設けたいとおもいます。(質問の量によって返信期間がどれくらいになるのかまだ想定できていませんが、できれば、即時~1日以内の対応にしたいと思っています。)
あとは、土曜日以外も自習室を開放して、自分の空き時間には答えられるようにしたいなとは思っています。
ちょっとまだビルができていないのでここで自習できます!みたいな案内がしにくいのですが。。
でも、稲荷塾でこれまでやってきて生徒へのベネフィットが大きいと思った取り組みをしっかり取り入れて生かしていきたいと思っています。