いいけど特にオススメはしない問題集、、
松谷です。
僕は市販の参考書問題集を結構チェックするタイプです。
そんななか研究用に最近やった問題集がありました。
これですね。
うん。問題自体は悪くなかったと思いますし、面白かったと思います。でも、別に生徒にはオススメは特にしません。。
なんていうんですかね。東大京大の問題が既に解ける人の娯楽用の問題集という感じですね。8割くらいとれる人が9割くらいにもっていくことを期待してやる感じでしょうね。そうなるかはわからないのが結局このレベルの受験生なのですが、。
理系のハイレベルな知識とか解き方が50問という少ない問題の中にいい感じで散らばっていて再確認はできたので面白かったのですが、これを高校生がやるというのはかなり余裕がある人ですね。普通の受験生にはあんまりいないかなと。結局これくらいの問題が結構解けるようになることが目標ですが、この問題集は結構既に解ける人がやる問題という印象です。
あと、問題が東大や京大の問題より人工的な感じがしましたが、多分いろんな分野の知識を確認する教育意識のためにそうなってるのかもしれません。あと、なんか解いていての小さな発見っていうのがあんまりないような。京大とかの入試はそういうのが意図的にあるような気がします。
また、提出用の問題なので、25分に収まらなくてもいいわけなので、どう見てもはみ出てしまうなという問題も多いです。そういった性質上、入試の時間感覚は磨けない気がします。
高2以下のかなり余裕がある人、高3や高卒で時間が余ってる人、理科英語など他科目がほとんど完成に近づいてる人くらいですね。つまり、ほぼいないですね。。
問題自体はさすが良くできてますので、そこをディスるつもりは一切ありません。