僕はスパルタなのか?
松谷です。
先日、普段土曜日の英語講座をとっている人が振替で平日に来たんですね。
(あっ英語講座は現在満席です。僕のキャパ的に7人でいっぱいいっぱいでした。すみません。誰か卒業しはったら受けつけます。自習補助形式なので、卒業は大いにありうると考えています。アドバイスや質問対応はいつでもしますね!)
それで、単語を覚えてくる課題を出していたんですが、1/3くらいしかやってきていなかったんですね。
それで、それを受けての僕の発言がこれです。
「あ~、そうなん。じゃあ今日塾で覚えて帰って。」
数学の授業があったのですが、授業が終わってもその生徒が残っていたので、
覚えた?
と聞いたら、覚えました。と言っていたので、確認したところ、
少し危なかったしいところはあったもののだいたい覚えていました!
人間やりゃ~できるんですよ。もちろんまだまだ忘れますよ。でも1回うろ覚えでも覚えたっていう経験が大事なんですよ。このあたりが今後の大きな基盤になっていきますしね。
こういう小さな成功体験がきっかけになって伸びていけると思うんですね。
覚えなきゃいけないことがあれば覚えるんです。
覚えられるんです。
もちろんその生徒は覚え方がかなり悪かったので、覚え方の指導も結構入れたりしましたが、日本にいる運転免許が取れる程度の一般的な人であれば単語なんて覚えられるはずなんです。
あとは、単語確認しながら、間違った単語にはえ~!とか感情を出して文句いいながらそれぞれの単語に雑学をはさみながら説明してました。何か、一つでも記憶を引っ張り出すための、とっかかりになったらいいなと思いましてね。僕が感情を出しているところとかもきっかけになればなと。
そういえば、そのなかで、一つ変な話があったんですね。
その生徒がtongueの意味を知らなかったので、
「えっおぬし焼き肉屋いったことないんか?これ食べへんの?もしかしてベジタリアンか?」
とか最近の多様性に配慮して聞いてみたら、
「行く。」
となんか、ミスターポポみたいに片言で答えてきたので、
「え~じゃあ何かもしかしてロースとかカルビしか食べないのか!そら~あかんで。焼肉屋いったら最初はタンやろ」
とか言ってたら、
「あっそうやって読むんだ。。」
「ん?どゆこと?」
そしたら横の生徒のスマホから「tAng」という発音が聞こえてきたんですね。
どうやらその生徒もtongueの発音を知らなかったようです。
「たんギューじゃないんですか?」
お前そんな、牛タンを逆に読む業界人みたいなのなんやねん。
と思いながら、「タンに決まっとるやん!牛の舌やからタンでtongueなわけや。もちろん舌から転じて言葉という意味もあるけどな。a mother tongue母国語とかよく見るやん?」
そんな感じで発音も意識しとかなあかんで!みたいな話をしてましたね。
たいていの単語帳は音声がついていますので、(システム英単語も附属CD買わなくても音声ダウンロードできます)怪しい単語については発音確認して欲しいですね。
実際、単語の発音間違って覚えていたら、なかなかリスニングで反応できないですからね。
でもひとつひとつ完全に音声を意識しまくることはできないかもしれません。
そういうのは、長文学習のときに、オーバーラッピングとシャドーイングをする中で修正してもらえればいいのかなと思います。
う~む、僕はスパルタなのかなあ。
自分としてはその対極にいる人間なイメージは持っていますけれどね。。