中学数学は半年でも終了できる?!(3例)
松谷です。
今年の3月から、中学数学クラスに入った生徒が10人いらっしゃったのですが、そのうち3人の方が下半期から数1Aに入ることになりました。
別に早ければ良いとかそういうわけではありませんが、できてるのにだらだらと引き延ばしてもそれはそれで意味がないですので、彼らは数1Aに進んでもらうことにしました。
3人のうち2人は中1で、1人は中2の子でした。
でも、半年で終わった(正確にはもうちょっとで終わる)のはわずかにそういう固有の事情がありますので、それを紹介して、もしかしたら僕も、私もできるかもと思われるようでしたらそれを目指してもらうといいのかなと思います。
でも固有すぎる事情を紹介しても仕方ないので、共通項を挙げますと、
・モチベーションが高めであるということ。
・ある程度中学数学を知っていたということ。(正負の計算や文字式、一次方程式くらいまでは知っていたと思います。1次関数は2人は知らなかったと思います)
・新しい概念を飲み込むのにそんなに抵抗がない。
・ちょこちょこ土曜日の自習の時間を利用していたということ。
以上です。
上の4点のような性質を持っているとしたら、中学から中学数学を始めて、半年で数1Aに行くこともあり得ると思います。
そういえば、昔にも覚えている限りで2,3人くらい中1の夏休みくらいから入塾した子で上の条件を満たしていた子がいましたね。そのこたちは半年で中学数学終えて、みんなと高校数学に中2から合流してましたね。
でも、くれぐれも言いますが、早ければ絶対いいとかそういうわけではありません。自分が理解できた状態のときがその次の段階に移行するタイミングだと思います。中1の1年間で中学数学を終えるのでもおつりがくるくらい十分すぎますからね。