スポーツ選手の役割(スペイン撃破!)

松谷です。

朝からワールドカップを見ていたので、明日の分の記事を書いておきます(笑)

日本がスペインを撃破して、ワールドカップで決勝トーナメントに進出したようです。

ドイツに勝ち、ドーハの奇跡と言われ、称賛されました。

コスタリカに負け、手のひらを返したように、退屈な試合、痛恨のミス、日本は優等生すぎる、勝負弱いなどバッシングされました。

そして、スペインに勝ったことで、さらに手のひらをくるりくるりと返し、あらゆる称賛が代表や監督に降り注いでいるようです。

まあ、そのマスメディアや国民感情のぶつけ方についてはいろいろな意見があると思うのですが、

僕はここにスポーツ選手の役割を2つ見出しました。

 

ひとつには、スポーツ選手は「みんなの夢」なんです。

スポーツ選手というのはある種ヒーローですよね。だからみんなそのヒーローに期待しているんです。何かいやなことがあっても、悲しいことがあっても、日本全体がやや沈滞するムードであったとして、ヒーローの活躍でそれらを吹き飛ばしてほしいんです。そこで一種のカタルシスを感じるわけですね。

昨今、コロナだ、円安だ、高齢化だ、負債だ、総理大臣が、結婚できない、給料が上がらない、解雇された、などなどいろいろと感じるところがある人も多かったかもしれません。

しかしながら、今日の試合を見た人たちは、きっと自分も頑張ろうという活力を得たんじゃないでしょうか。日本全体が確実に前向き度を何パーセントか向上させたと思います。さらに盛り上がる可能性も高いです。

 

そして、スポーツ選手は「ロールモデル」でもあると感じます。

スポーツ選手になるのは才能が必要ですが、そのうえでその身ひとつでものすごく努力研鑽し続けているわけですね。

その努力が実力として花開きすごく高い評価を社会からされていく様はきっと子供たちに素晴らしい目指すべき対象としてうつるかもしれません。もちろんその努力がなかなか報われず、挫折したり、あきらめそうになったりということもありえます。しかし、それでも踏ん張って克服したり、もしくは新たな道を見つけたりするようなその様も、いろいろな人に影響を与えるのだろうと思います。

しかも、このワールドカップで感じたのは、この人たちは世界で戦って結果を出そうと必死に頑張って最前線で戦っている人だなということも感じました。日本自体はここから数十年は人口が減少していくだろうと思います。だいたい30年後に9500万、40年後に8500万くらいでしょうかね。5,6千万人くらいで下げ止まるような話も聞きます。減っていくといってもある程度の国内マーケットがあるので国内完結の産業でもある程度やれると思います。しかしながら、当然はるかにチャンスが広がっている世界のマーケットに勝負に出る企業や人も多くいると思います。彼らスポーツ選手はその先駆けなんじゃないかなと。厳しい海外のリーグで戦い、評価を得てそこで生き抜いている。そして、自国のワールドカップなどに貢献している。これはまさに目指すべきひとつのモデルなんじゃないかと思います。こどもたちがそういうのに刺激されるんじゃないのかなと思います。

サッカー好きの子の学校推薦の相談に少しのっているとき、その生徒も将来海外に目を向けていたので素敵だなと思っていたんですね。しかもちょっとスペインのサッカーがポゼッションサッカーで世界の潮流がややカウンターサッカー気味になりかけているみたいなこといっていたので、なんだかスペインのパス回しを興味深く観戦することができましたね。

いずれにせよインターネットなどの影響で海外が身近に感じられるようになったのも大きな変化なんだと思いますね。

 

さて、気分よく楽しく仕事していきましょう~!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です