目の粗いざるですくい続けるのは賽の河原の石積みと同じ
松谷です。
昨日扱った演習の中に、たまたま前々回にちょこっと扱った問題と同じ問題があったんですね。
それでできなかった人が半分くらいいて、いい機会なので自分の学習をしっかり見つめなおすべしと伝えました。
テストなどで得点upが出来てくるのは、授業などで扱ったのと同じような問題ができるようになったときでしょう。(同じような設定だったり、同じような考え方を使う問題)
しかし、もし全く同じ問題が出来なかったとしたら、同じような問題ができるはずがありません。
そういう勉強は、目の粗いざるで砂をすくい続けているようなものです。
よっぽど大きい岩のようなものであれば引っかかりますが、普通の石サイズのものはどんどんどんこぼれていきます。
それは、賽の河原で石を積まされて、鬼に崩され続けている人と同じです。
つまり、まったく無駄ということです。そんな勉強は無駄地獄です。
地獄から抜け出すためにしっかり自分の学習と向き合って進めて欲しいです。
無限に時間があるわけではありませんから。
そういう基本が出来てきたらそういう基本を縦横無尽に駆使しながら「自分で考える」という力を伸ばしていけると思います。
少なくとも大学受験では、基本知識がないと考えることができない問題が多いですのでね。
いや、この写真を使いたかっただけで、関係ない話をねじ込んでしまいました。。。
昔の仕事のやつですね。画像使用許諾申請されたのでつい懐かしくなりました。