2016年堀川高校入試の数学はめちゃくちゃ難しい
松谷です。
昨日、中学数学クラスの様子を横を見ていたときに、チューターの先生と生徒との間の他愛もない会話の中にふとなつかしい問題の名前がでてました。
2016年の堀川高校の入試の数学の問題のことです。
ちなみに、水曜は数3Cなんですが、上半期については前年度数2B受講までを終えた生徒に演習1を勧めることが多いので、数3受講者が少なくなる傾向にあるんですね。それで少ない受講者を土曜日のような個別形式で見ている関係で、自習の対応ができたり横の中学数学にちょっかい出したりと割とフレキシブルな対応ができています。
で、中学数学クラスで中学数学のテキストを終えた生徒が高校入試問題にトライするフェーズに来ていたんですね。まずは総合的な一般的な模試問題に取り組むんですが、そのあとに時間があれば、堀川高校などの問題にトライしてもらっています。
まあ堀川高校の問題が到達目標としてちょうどいいわけですね。
中1の1年間などで中学数学を終えたあとに、しっかり取り組んだ人であれば、だいたい合格者平均点前後におさまるようになっていますので。
難度的にもちょうどいいですし、なんとなく中1生が高校入試解けたら成長を実感できてうれしいじゃないですか。
で、だいたいの年度はちょうどいいわけですよ。100点満点で合格者平均点が60点~70点あたりにあるのでね。
しかしながら、1年だけやばい問題があるんです。
それが2016年の問題です。
合格者平均がその年度だけ30点くらいなんですけれど、その数字だけでなく、
難しさを表すこんなエピソードがあったんですね。
あれは稲荷塾で数学講師として働きだした最初の年度くらいでしたでしょうか。
それまで講師としてまともな経験がないこともあり、少しでも実力を上げなければと、いろんな問題などを解きあさりながら一つくらい授業を持ったり見学させてもらったりしていた頃でした。
僕くらいの割と凡人的な人にとっては、東大入試や京大入試は最初難しく感じるものなんですね。でも、講師になるんだから解けないと話にならないわけで、入試問題が出たらトライするわけですね。
数学講師として勤務しだすという高揚感もあり、その年の入試問題と練習でやったその前の年くらいのものは東大も京大も、そこまで苦労しすぎず全部できたなあという感じでした。
もちろん本当に本番入試の緊張感でやっているわけではないですけれど、あ~やっと満点取れるようになってきたのかなあ。と感じ、講師としてスタート切ってもいいのかなあ、、などと思っていたところでした。
そんなかすかな自信を元に、中学数学クラスで新しくやってもらう入試問題の題材として堀川高校の問題をチェックしているときに、出会ったんですね。この2016年の問題に。
東大京大の入試で上手く行けば時間が余るくらい力がついてきている自分だから余裕かなと、鼻歌まじりに解いていたら、なんかもう最初の小問集合から不穏な空気を感じます。
ひとつひとつの問題が重い。考える。処理もある。目新しい。
しかも、それが大問6つ分ずっと続くんですね。
そして、正直にいうと、最後10点分くらいは手つかずの時間切れだったんです。
そのときの心境はもう絶望ですね。。。
高校の入試問題が時間内に解けなかった。。。。
もちろんいつもいつも高校入試だけを相手にしているわけではないので、完全な高校受験専門にやられている方に比べるといろいろ反応が鈍いんだと思うんですが、それでもショックでした。
平均点とかも見てなかったので、なおさらショックを受けていましたね。。。
まあでも実際はそういうのも糧にしてより成長した自分に成れているわけですから、何か壁にぶつかるとかそういう経験も必要なんだと思うんですね。そういうのがあれば、もっとこうしようみたいな試行錯誤が出てきますからね。
ちなみに、塾側もそのレベルが出てきてもいいように難しい問題を扱うようになったりするので普通の受験生にとってはいい迷惑だとは言えますけど。超上位受験生はそんな異常問題にも対応できるようになるのかもしれませんが、普通の受験生は対応しがたい難易度なのでね。。確か次の年の合格者平均点が前年の30点から70点以上にジャンプアップしていたので、本当に必要なかったレベルなわけですし。。。
いやあもう8年前とかそういう話だと思いますが、懐かしいですね。
ちなみに数学が難しすぎる年は数学が得意な人が受かるわけではありません。
もちろんべらぼーに得意な本当に一部いる数人の受験生は影響を受けないというか、数学でめちゃくちゃ差をつけることができます。
でも、どちらかというと大半の数学がやや得意な受験生は大打撃を受けます。合格者平均が30点ですから、苦手な人も得意な人もそのあたりに押し潰されて似たような点数になってしまうんでね。それでいつもより数学が苦手な受験生が合格することになるのが良くあることですね。実際その年の堀川高校はそうだったようです。