後悔しないようにやれることを全部やろう!もちろん自分も!

松谷です。

主に受験生に言ったりします。

最後の数カ月後悔ないように1日1日やろう。

って。

今の時期ならまず秋の模試までの1カ月半くらい1日1日後悔なくやろうって。

本当にここ数カ月の1日1日の出来が直接受験結果に響いてくると思っているからです。

でも、それって僕もだなと。

稲荷塾で初めて受験生を教えたとき今年合格させられなかったら塾講師としては厳しいと思うから独立は辞めることになるだろうと思っていました。

まつたに数学塾立ち上げての1年目も同じように新しい塾に賭けてくれた受験生を合格させられないなら潰れるなとも思っていました。

稲荷塾で受験生を2年目、3年目教えたときにしても、まつたに数学塾で2年目3年目教えたときにしても、そこでの心境はどうでしょうか。内容的に同じようなことを受験生に伝える面もあり、前年度の内容でちょっと良くなかったところを改善し良かったところは踏襲し生徒に正確に効率的に伝えるみたいな意識になっているのかなと思います。これが別に悪いわけではないんですが、どこか迫力が欠けている面が自分にあるんじゃないか。

同じ生徒は一人もいません。大学受験生にとっては初めての大学受験で、みんな最高に大事な瞬間を過ごしています。

後悔が出ないように必死に勉強しています。

だから、僕も前年のを少し改善して伝えるということだけに主眼を置くんじゃなくて、やれることはすべてやって生徒に悔いなく当たっていかなければならないんじゃないかと。

 

いや実際には僕なりに精一杯やってるとは思うんですけど、それでもあと最後の僕の気持ちのワンプッシュで1,2点変わったり、可能性が出てくるんじゃないかとも思うわけですね。

大学受験生は自分の人生かけて受験に必死に臨んでいるわけですよ。

だから、こっちも今年の子が合格しないと塾が潰れる。

毎年その気持ちを持たないと小さい塾の場合は本当にだめなんじゃないかと思うんですね。

いや実際には合格不合格は運もあるし、生徒の頑張りや元々の状況次第の部分もあるとは思うんです。

でも、そうじゃなくて、本当に自分が生徒に後悔なく当たれたら結果を受け止められると思うんですね。

 

生徒自身も本当にそうなんです。本当に自分に後悔出ないくらい必死に取り組むことができたら、その結果はきっと自分にとって良いものになる可能性が高いし、どういう結果になったとしてもそれを受け止めることができると思うんですね。

 

だからやれること全部やろう!

 

ただ健康は害してはいけないので継続性を保ちながら限界を攻める感じになるかな。

生徒の勉強も、塾も継続してなんぼなところもありますからね。

後悔しないようにやれることを全部やろう!もちろん自分も!” に対して5件のコメントがあります。

  1. 中村 より:

    まつたに塾の生徒の母です。いつも本当にお世話になっております。
    先生はとても責任感が強くていらっしゃいますが、受験科目は数学だけではないのに、生徒が落ちるとそこまで責任を感じられるものですか?
    (今まだ中三で数学以外は塾に行っていない状況の母です)。

    1. 松谷学 より:

      そうですね。数学が上手くいっても落ちる場合もありますし、数学が上手く行かなくても受かる場合もあると思います。だから、数学塾の先生は自分の仕事を全うすればいいという考え方ももっともですし、他の科目のことまで考える必要なく餅は餅屋に任せるみたいな考えもあるかなと。
      ただ、小さい塾ですから、予備校などより深く関わっていますし、最後までうちにしか通ってない生徒さんもいますから、そうした生徒さんは特に他の科目などのアドバイスもすることになります。でも結局全員の生徒に等しく気持ちを持っている関係で、全員の入試の合否に強く感心を持っているというのが正直なところですね。そして一緒に喜べればいいなという単純な思いですね。

      僕の基本的な考えとしては、合格したら生徒の頑張りのおかげ、不合格だったら僕のせいだと思っています。他の要素のせいにしても仕方ないので。

  2. 匿名 より:

    そこまで一人ひとりの生徒に気持ちを熱く持っていただける塾に入れてよかったと思っています。

    私は、数学は松谷先生に任せていて勝手に安心してますが、「あんた、数学はやってるのは分かるけど、そういえば他の科目ちゃんとやってんの?しらんで。」と最近気になってきたので(笑)、書かせて頂きました。
    チューターの先生などもどんどん頼って理科も英語もやってほしいです。親としては。

    合格したら子供がえらい、落ちたら周りの大人のせい、という言葉は、中学受験の時のえらい先生が、僕の信条ですとおっしゃっていて、その当時の私にめちゃくちゃ響いたので、同じ考えをしておられるのだなあとも思いました。

    1. 松谷学 より:

      僕自身は本当に合格不合格をそのように考えていますし、その考えを変えることはありませんが、一方で中学受験と違うのは、高校生本人の意識としては自分で責任をもって自分ごとと取り組む必要があるというのもまた事実かなと思います。
      ここを乗り越えることで大人に一歩になれるんじゃないかと思っています。
      大学受験自体は実際はするしないは自由なわけで、どこを受けるのも自由なわけで自分の意志で取り組むものなので。たとえ僕やほかの大人のせいだとしても、それを他者のせいにしてもどこにもたどりつかないのも確かかなと。

      1. 匿名 より:

        そうですね。
        中学受験はまだ子供だったので、子供の心を壊さないためにも、落ちたら自分を含む大人のせい、子供を責めてはいけないと自分に言い聞かせていましたが、大学受験の時は大人ですから、今以上に、自分次第で、親の関われない領域でしょうね。
        結果がダメだとしても、目標を定めて、そこに必死になれる受験生に成長してほしいです。
        今はまだまだ子供ですが、、、。

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