手が止まったら勇気を持って飛ばすんやで!!
松谷です。
明日からいよいよ共通テストです。
入試の第一関門です。受ける大学や学部によってはかなりのウェイトを占めているかもしれません。
緊張するかもしれません。でもそれはみんなですから、大丈夫です。
みんな一生懸命それぞれの生徒なりに準備してきたと思います。
だから、とりあえずやれるだけやるか!っていう気持ちでやれば
なんだかんだ、その生徒なりの結果の範囲に収まると思いますから、安心してください。
ただ、一つだけ言うことがあるとするならば、それは
30秒とか手が止まったら、それは勇気を持って飛ばせ!!
ということです。
手が止まるということは難しそうな問題ですね。そういう難しい問題を解ききりたい気持ちがむくむくと出てくるとは思います。二次試験だったら詰まってからが勝負みたいなところがありますから、そこからうんうん試行錯誤して、解ききったときに気持ちいいという経験を散々してきていると思います。
しかしながら、時間勝負である共通テストでは、
それはぐっとこらえて、もし思考が停止してしまって手が止まってしまったら、いったん飛ばしてください。
最後までいって戻ってきたら、変な勘違いや見落としや思考の詰まりが解消してかなり高い確率で解けるんですよ。
また、もし戻ってこれなかったら飛ばしたことが大正解じゃないですか。
だから、利益しかないんです。
僕は、大昔ですが、数学の大問4つあるうちの第2問の真ん中くらいにある小問1問に20分くらい詰まってしまって身動きがとれなくなってしまったんですね。当時の簡単なセンター試験の時代ですから、満点以外だめだと思い詰めてしまっていたわけです。
できないわけない。できないわけない。なんでだなんでだ。なんでだなんでだ。
でも、40分経過したくらいの、この時点で、第2問のこり半分と、第3問第4問白紙ですよ。つまり点数としては、35点くらいしかないわけです。
本当にこのままじゃ終わってしまう。それでいいのか。
そんなんあかんやろ!
うが!
僕は自分のほっぺたを叩いて、
無理やり、体に言い聞かせて第2問を飛ばさせました。
そして、第3問、第4問に進みました。
幸い第3問、第4問は15分くらいでできて、なんとか第2問に戻ってこれて少し解けたんですね。
しかも最後、勘が当たったりもして、ルート(ア)のところの(ア)を3と書いたら当たりました。
まあ満点ではなかったですが、なんとかみられる点になりました。
本当に怖い思い出です。だから、
勇気を持って飛ばしてください。
大丈夫だから。
生徒にはそんなことになって欲しくないですから、数学講師としては実力不足すぎる恥ずかしい昔の思い出を共有させて頂きました。
10分で満点とれましたとか、全部暗算で計算して解きましたとか、そんな華々しい記憶があればよかったんですけどね(笑)