学校の先生も塾をあんまり敵視しないで欲しいなあ!
松谷です。
どの進学校も、
「うちの学校は塾に行く必要がありません。学校だけの勉強で東大京大医学部どこでも合格できます。」
というのが重要な売り文句なんだとは思います。
保護者にとって経済的なメリットもありますからね。
これは実際一定の真実性を含んでいるとは思うんですね。つまり人によっては学校の勉強がどはまりして、それだけですべて受験勉強は完結する。そういうことはあるとはおもいます。
でも、そういう売り文句・信念が高じて?
学校の先生の中には、塾を敵視している人もいるようですね。
自分の授業をしっかり受けて学校のことをやっていたら、
どこでも合格するから、塾に行くなということなんだと思います。
僕は学校の先生にリスペクトを持ってるので、
学校の先生側が塾を敵視はしないで欲しいなというのが本音です。
もっとどんと構えておいて欲しいなあと。強者の余裕というか?
だって、塾の役割というのは、是正装置、補完装置ですからね。
どんな学校の先生も、どんな生徒ともどんな目的とも合うということはあり得ないわけで、
そのギャップがあるときに、もうすでに固定されている手段ではない、自ら選択できる手段として塾というのが意味をもって存在しているのかなと。
一つの教え方、一つのペースが全員にはまることはないですからねえ。。。
かなり上位の学校だって、京大医学部などにしっかり合格する生徒から、関関同立も厳しい生徒まで幅広くいるわけで、そういう生徒たち全部を完全に対応できると考えるのは、無理があるはずなので。
浮きこぼれる人もいるし、落ちこぼれる人もいるし、性格的に合わない人もいるでしょうし。セカンドオピニオンが欲しい場合もあるでしょうし。
まあ中国みたいに私教育禁止ということになったら強制的に塾はシャットダウンされるんですが、
それでもそんなに敵視しないで欲しいなあとは思います。
生徒の状況を良くしたいという思いは一緒なわけなのでね。
まあ学校に比べて塾がアウトローな存在だというのは認めますけれど。。。。
中学までは全然そんな塾否定の感じではなくて、むしろ「○○くんは新しい環境に慣れるまで時間がかかるタイプだと思うから、(塾に)最終的に行くなら早いうちに行き始めたほうがいい」とまで言ってくれた担任の先生でした。
同じ学校なのに高校に入った途端、聞けば一部の先生に特に過激にそういう人がいるらしく子供は困ってますが、一人ひとりにヒアリングするわけではないし、学年が変われば先生も変わるかもしれないので、目立たず上手に過ごしてほしいです。
学校の先生には、塾に行ったりすることも含めて生活に自由度があるようにして欲しいなあとはおもいますけどね。。
毎日生徒とかかわる学校の先生だからこそ。