結構適度な感じで楽しいなと思う。
松谷です。
最近、取り組んだ参考書で適度だなと思った問題集があったので紹介しておきます。
ブログのネタがないとも言えます(笑)
それがこれですね。
英文解釈code70。
難しくはないんですが、適度だなって。
実際、京大志望とか東大志望だったら、ポレポレと透視図をやったらいいと僕は思っているんです。でも、ポレポレちょっとまだ難しいから、もう少しステップを踏みたいなとか、時間あるからもうちょっと解釈の練習もう少しして安定感上げたいなという人がいたら、結構ありかなって。説明しっかりしていますし。
ただ、そんなには難しくはないですけどね。しかしながら、60文くらい中くらいの長さの文章があるんですが、いくつかみたときに、誤読したとか誤読しそうと思う人にとったらやる価値があるのかなって。
二個だけ抜粋すると、
We now know that there are several basic problems with the experimental set-up that suggest the claims that our unconscious fundamentally rules our behavior are significantly exaggerated.(九州大)
3つのthatの働きを含めた文構造がしっかりわかっているかみたいな。
I have often wondered at the self-confidence of politicians, reformers and other people like them who are prepared to force upon their fellows policies that must alter their manners, habits, and points of view.(中央大)
self-confidence of~のofの目的語は何か。また、who以下の構造をわかっているかみたいな。
この二つの中にも自信がないなというところがあるなら、やる価値あるかもしれないなとは思います。
まあ解釈オタクみたいなのになるのは、今の入試問題の傾向からは外れている気はしますけどね。ただ、この参考書はちょうどいいレベルかなって(オタクになりすぎず)。英文熟考<code70<ポレポレ<透視図っていう難易度で、解説の詳しさは結構番詳しめで、柔らかい感じです。
60個で250ページなので僕は6日間くらいかけて隙間時間を利用してやりました。でもしっかり吸収しながらやるなら2カ月くらいかけるものかなと思います。高2とかならありかもなと。
こんなんじゃなくて、100万語の多読をしてリーディングはねじ伏せるという方針ももちろんあります。そっちの方が自然なリーディング力向上プロセスだとも言えます。
しかしながら、その対極にあると思われる英文解釈をたまに行うことはその読解の精度をガンっとあげる可能性はやはりあるのかなと。