中堅校のトップ、進学校の中上位どちらがいい?

松谷です。

東大京大医学部に進学するのに進学校と中堅校では、進学校の方が有利なのはそれはそうでしょう。

それに異論はないと思います。やはり周りの雰囲気から得られる当たり前のレベルに人間はかなり影響されます。

最上位を狙っていく場合は、進学校の1位がいいに決まっていますね。

でも、そもそも進学校と中堅校とかも見る視点によって変わってきます。

ということで東大京大医学部に現役で20人以上くらい受かる高校を進学校、1~10人くらいまでの間の学校を中堅校として考えてみましょう。

京都奈良大阪近辺でいうと(稲荷塾に来ることがある人でいうと)、

進学校でいうと、

東大寺、西大和、洛南、北野(ここまで特に上位?)、洛星、堀川、西京、洛北、天王寺、膳所、奈良、(高槻)くらいでしょうか?

中堅校というと、

(高槻)、嵯峨野、京女、立命館、桃山、茨木、関西大倉、開明、明星などなど

とかでしょうか。

適当に挙げました。微妙なラインの学校もあると思います。イメージです。

さて、東大京大医学部を現実的に狙う場合に、今勤めている稲荷塾にいらっしゃる生徒は、進学校の中上位の生徒か、中堅校のトップの生徒といった感じです。

で、どっちがいいんでしょうか?

まあ、やっぱり進学校の中上位の生徒の方が入試だけで見ると少し有利な感じはします。全体の科目を自然と押し上げやすい気がするんですね。

一方で中堅校のトップの子は学校を背負っている場合もあるでしょうし、多くの生徒から強いセルフディシプリンを感じます。自律しているというかなんというか。そしてもちろんトップであることで自信も得ていると思います。それはそれで社会で活躍していく力にもつながっていく気もします。

なので、まあ今いる場所に応じて自分のベストを出せれば結果はおのずとついてきますが、多少行動は違うかもしれませんね。中堅校についてはライバルのレベル感を知っておくのはとても大事だと思います。進学校の場合は落ちこぼれすぎて上がる気力すらくじかれるようなところまで行ってはいけません。勝負が来るまでにある程度中位くらいを保っておくというか。