「お客さん」状態とは?
松谷です。
僕はうちの塾で大事なお子さんをお預かりしているという認識があります。
このような小さい塾でお預かりしている以上すべての生徒さんを責任をもって見たいと思っています。
ただ、ある一定のサービスを提供しているなかで、責任をもって見れないな、塾と明らかに合わないなというケースがあります。
普通の塾は、このようなとき、何も言いません。黙って授業料を受け取ります。合わないことに生徒側、保護者側が気づくまで授業料を受け取り続けます。
これが俗にいう「お客さん」状態です。
塾は、塾を金銭的に潤してくれる生徒をとりあえず抱えます。塾にこのままいても生徒にとっていいことないなと思っても特に何も言ってこなければ在籍させておきます。
これどうなんですかね。と思うんですね。
個人的にはこういう姿勢はすごく嫌なんですね。
大手の塾に勤めていたら、数字のノルマがある以上どうしてもこういう構造になってしまうのが極めてよくわかります。僕も大手塾の教室長をしていたのでわかります。稲荷塾にいるときですら、他人に雇われていたため僕のなかにわずかにその傾向がありました(できる限り自分の経営している塾であるかのように生徒に接しようとはしていましたが)。
せっかく自分で塾を開いたのだから、生徒にも保護者さんにも正直にいたいと思います。
ついにそれができる環境になったので。
合わない場合は、合わないと正直に伝えたいと思います。
ただ、合わない場合は、その生徒が悪いわけではなく、うちの塾、僕個人のサービスレベルがまだ足りなかったのだととらえてください。全部の生徒を許容する力がなかったということです。力不足すみません。
特に小学生はほんとすぐには合うか合わないかわかりません。。
でも、まあ、楽しく学べるなら合ってるということなんですね。
生徒も僕も楽しくいられる場合は、きっといい結果につながっていいくかなと。そんな風に感じています。