秋の模試が終わったら入試からの本格的逆算が始まる。
松谷です。
一部の大学を除いて秋の模試がひと段落したケースが多いでしょうか。
ちら見した京大実戦については、秋にしては割とマイルドめな問題には見えました。ちょっとチラ見しただけですが。夏は、経験が不足気味な現役生に対して経験重視な問題を出していたので、それに比べると平均点上がりそうな問題には見えましたね。受験生の地力も上がっているでしょうから。オープンの方が多分難しかったかな。
その出来も気になるところですし、重要な参考資料だとは思いますが、その結果が返ってくるのは1カ月後とかなので、そんなのは待ってられません。
なぜなら、そろそろ入試からの本格的な逆算が始まるからです。
二つの大きな関門があります。1つめが1月18,19日の共通テスト。
そして、2つめは2月25日,2月26日の二次試験。(私立を受けるかたはもう少し前から)
昔のセンター試験時代であれば、ほとんど対策せず臨むということが可能でした。一部の方は、本当に1月から対策を開始していました。
一方で今は共通テストになっていて、かなり二次試験と違うニュアンスの試験になっていて練習が必要とも言えます。
なので、その1月18,19日の共通テストで自分の実力がだいたい発揮できるくらいまで練習にかかる時間を計算して、逆算して計画を立てないといけません。その計画によって、11月と12月と1月の共通テストと二次試験の勉強割合が変わってきます。これは個人によってかなり変わってくるかなと思います。
一部の医学部などかなり共通テスト重視の場合は、もう11月くらいから割合が共通テストにシフトしだします。そして、12月はほとんど共通テストになって、1月は全部とかかもしれません。11月6:4,12月9:1,1月10:0みたいな。
一方で、東大や京大など志望で二次試験重視であり、ある程度対策するところも社会や国語など限られているかなという人については、11月5:5 12月7:3 1月10:0くらいかもしれません。特に二次試験のベースのパワーが足りない人は、共通テスト対策やりながらも、これまでやった問題の復習をしたりしつつ、理科の知識をさらに拡充させないといけないかもしれません。
でももちろんそ割合はもう少しグラデーションになっているとは思いますけどね。12月は7:3くらいの割合の人が多いのかなあ。
そして、共通テストが終わったらいよいよ二次試験です。私立もがっつり志望校に含めている人は、すぐ始まるので共通テスト対策だけに捧げるわけにはいかないかもしれません。年末も私立対策などをしておくべきでしょう。
一方で国立一本組にとっては、あと35日くらいですね。この35日は、あっと言う間なんですけど、とても楽しい時間ではあるんですね。共通テストのわずらわしさから解放されて、志望校の良く練りこまれた深い二次試験の問題ばかりと格闘していくわけですからね。
とはいえ、まずは、共通テスト慣れした体をほぐす意味も込めてこれまでため込んだ間違えた問題を総復習していきます。これはMAX2週間くらいで完成させるべき作業でしょう。でも実はこれも結構かかるので、その復習を12月に少し触れる二次試験勉強に組み込んでしまうのは大いにありかなと。それがひと段落したら、過去問予想問直前演習問題などとがんがん対峙していきます。過去問では、合格点がとれたとれないと、一喜一憂しつつ、過去問演習を通じて怪しいところがあればその範囲の基礎に戻りながら基礎を分厚くしていきながらどんどん実力を上げていくわけですね。
まあいよいよ始まっていきますね。
出来ることは何でもしたいとは思います。