新しいタイプのクラスにアジャストする能力

松谷です。

個別指導形式の小学生部や中学数学→反転授業形式の高校数学の数1A

反転授業形式の数2Bや数3→演習クラスの演習1

など塾の授業の中でも、少しスタイルが変わるところがあります。

 

個別指導形式の小学生部や中学数学は、まあ普通に来て授業内容を理解して自分のペースで学習を進めて、少量の宿題をしつつ定着をはかって、確認テストをクリアしていく。ただそれだけでいいめちゃくちゃ楽なクラスです。ある程度勉強できるための精神的、能力的状況が整っていたら正直かなり多くの生徒が余裕で対応してクリアできると思います。(逆にこれが無理なら塾とは合わないです)

その後に進む、高校数学の数1A、数2B、数3Cクラスはもう少し難易度が上がると思います。まず、毎週2ページのテキストの予習が課されます。そして、たいていは新単元となるその予習のために参考書の独習数学や最短マスターを用いて内容を理解していかなければなりません。そして、毎回の小テストやその直し追加の演習を通じて新しい内容をものにしていきます。予習の負荷があるのと、ある一定以上でのペースでの学習が求められるのでその部分がこれまでと大きく違うところです。

その後に進む演習クラスでは、数1A,2B,3Cで学習した内容が定着していることを前提にそれを組み合わせたような入試問題の演習をしたり、もう少し発展的な内容を学習したりします。ここではある程度問題が難しくなることもあり、一発で解けないというケースも多々起こってくると思います。それらは復習のときにしっかり理解したうえで解答を再現していくというようなことが求められます。反転授業のときより、復習にウェイトがかかるというような状況になってきます。

 

こういった学習スタイルの変化は生徒的には最初戸惑うと思います。

でも、そういったところにアジャストしていくことで、またぐんとレベルアップが起こるんですね。

社会に出ても求められるような変化する状況にアジャストする能力が求められているとも言えます。

とはいえ、多くの人がアジャストしているような変化です。

やることも分かっています。

反転授業の予習は1週間時間をかけてしっかりやる、わからなかったり苦戦しそうであれば土曜日なども利用する。

演習クラスでは間違った問題を次に出てきたら確実にできるように解答を理解して再現する。そもそもの数1A,2Bなどの基礎が不足していたら、そちらに戻って復習しながら進める。

 

そういったことをしっかりやっていくことができれば、対応できますのでね。

だから実際には、やりきる気持ちが一番求められているとも言えるかもしれませんね。

 

できるだけ皆が対応できることを願いながら見守っていきたいと思います。

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