共通テストお疲れさまでした!数学も英語も時間がタイト!ここからが勝負!
松谷です。
共通テストが終わりました。少しずつ生徒からの報告をもらっています。
もちろん多少のミスはみんなしているようですが、そのなかである程度自分の実力の中の形にはなっているような気がします。
ちょっと諸事情で問題を解くのがさっきになってしまったのですが、簡単に感想だけ述べておくと、
数1Aは全体として共通問題が1(1)数と式(2)三角比 2(1)二次関数(2)データですが、そのうち1が実際一番重く感じます。共通問題の2と選択の3(確率),4(整数),5(図形)はそこまで無理がない内容とは思います。しかしながら、前半が重いというのは、受験生の心をかき乱すので実際にはいろんな時間配分が崩れた人が多いと思います。分量は計算量は減っていますが読む量が多いので体感としては少し増えたとかいう感じでしょうか。全体の難易度としては、去年と同じくらいの印象を受けましたが、どうでしょうか。
数2Bも全体として1,2の共通問題が重いという印象です。1(1)対数はやりやすいですが、(2)整式の分野は共通テスト初登場の分野ですね。誘導にってやるのですが、知識がないと何やっているのかわからないかもしれないです。2微分積分の問題は抽象的な問いかけが続き選択肢から選んでいくのがかなりやりづらいと思います。そしてこの問題が前半であるというのがやはり鬱陶しいです。残り時間が少なくなると焦ってしまい、なかなか冷静に問題が解けないので。4数列、5ベクトルともそこまで奇をてらった問題ではないのでまだましですが。3の統計はいつもかなり簡単ですが、今回はちゃんと分かっていないと混乱してしまうような出題だったかもしれません。全体としては前半の見慣れない問題ゆえの重さにより去年よりはやや難しくなったかなと感じました。配点の妙があるので実際の平均点がどうなるかはわかりませんが。
英語Rはまだ解けていないのですが、とにかく多かったと聞いています。センター試験時代のほぼ2倍だとか。最上位受験生だと結構100とれるのが普通だったのですが、もうそういう試験でもなくなってしまったのかもしれません。
共通テストは高校で学習した内容の基礎力を問うテストではなかったか。最難関大受験生でも割と苦労しているのを見ると、普通の中堅くらいの国公立大志望の人が受けたら普通にかなりつらい結果になってしまいます。それってどうなんでしょう。共通テスト離れが起こりそうな気がしますけどね。。。
しかし、終わったことは終わったことです。
まずはリサーチ資料を提出する。そしたら、それはいったん置いておいて、
二次試験に向けてためてきた内容を一気に復習して取り戻すべしです。この1週間でどれくらい取り戻せるかが重要です。数学や理科などの二次の記述の感覚。共通テストになかった数3などの感覚そのあたりをぐわっと取り戻すべしです。
今年は共通テストの日程が結構早めだったので、国公立の2次試験まで40日くらいとかなりあります。
いずれにせよここからが勝負です!