数学の入試問題で方針がどれくらい見えないと焦るか

松谷です。

方針が15分で見えなかったとしたら、残念ながら入試としては解けない問題になると思います。

実際には方針が見えるまでに15分ちょうどかかったとしたらそのあとの計算や記述も考慮すると25分の1問あたりの可処分時間を少しoverしてしまうことが多いとは思います。だから本当は10分くらいで方針は見えたいところですが、少なくとも15分以内で方針が見えることは入試にとってはマストです。

だから、その15分以内くらいの方針検討の力を上げていくことは大事です。

問題文を素直に読む。定石はしっかり押さえる。複数の方針があった場合の選択眼を鍛える。定石ですぐ処理できない場合の調べ方も押さえる。検討のために必要な計算処理力も上げる。誘導の意味を考える。

そのあたりの動き方を演習などを通して自分の中で上げていくことが大事ですね。

ちなみに、僕自身も家や塾などで入試問題などを解いたりするわけですが、もし10分くらいで解答方針が思いつかないとするとかなりぞわぞわしてきます。15分でおもいつかないとしたら 絶望的な気持ちになります。

最近改めて京大の問題を見ることがあったんですが、だいぶ前の入試問題でちゃんと見れていない年度の問題があったことに気づいたんですね。それで解いていたのですが、10分くらいで方針が思いつかない問題があって、かなりぞわぞわしました。「でもどうせできるはずだわ。入試だもん。」と思うことでぎりぎり絶望の前に切り抜けられましたね。。。(もちろん自分は全然まだあかんな。研鑽し続けようという初心に帰るきっかけにもなりましたが。。)

 

ということで、方針が見えるまでがまず大事で、その方針が見えるまでの自分の動きを確認する場として、家での予習問題や、塾での演習の時間を利用して欲しいなと思います。そのように目的意識を持ってやるとすごく充実していきますから。ちなみに家では普通の時間では見えなかったとしても、少し延長して考えるくらいにして、できるだけ「おっわかった」と自分で気づけるようになる経験をすることも大事だと思います。それが問題に対して粘る力を生みますからね。

 

一方で、世の中の数学の問題を幅広く見てみると15分以内で思いつかないといけない問題なんて本当はごく限られた問題だと思うんですね。

だから、若い学年であれば、時には日をまたいで考える問題があってもいいと思うんですね。問いを抱える能力というかそんなものが鍛えられる気がします。そんなになんでもかんでもすぐ解決するものばかりでもないですからね。数学の問題にしたって、日常の問題にしたってね。

 

 

数学の入試問題で方針がどれくらい見えないと焦るか” に対して2件のコメントがあります。

  1. 上原 より:

    いつも有意義に、そして楽しく読ませて頂いております。
    まさに(受験)数学の取り組み方の真髄みたいな事を簡潔明瞭にまとめた様な内容でしたので、高2の身内にも(黒字の部分はなぜ黒字にわざわざされているのかも含め)よく読む様に勧めさせて頂きました。
    通塾できないのがとても残念です。
    この様な素晴らしい考えの塾に通えている生徒は既に幸運であることを実感してほしいですね。

    1. 松谷学 より:

      ご通塾とご縁がないのにブログを読んで頂きありがとうございます!
      いつもたいしたことは書いていないですが、楽しんでもらえる部分があるなら嬉しいです!
      引き続き泥臭く生徒と向き合っていきたい思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です