英語は採点基準の感覚も持てるようになるべし!
松谷です。
少しだけ英語を指導していて思うのは、テストなどである程度得点をとることを考えると、採点者の感覚を持てるようになるべきだということです。
つまり、それは採点基準の感覚を持つことだと思うんですね。
昔、京大の英語の模試問題を3回分いれたテキストを作っていたことがあったんですね。
そのときは、河合塾の有名な先生など複数と作っていました。Vin〇age書いてるみたいな。
そのときに、こちらが想定する採点基準の細かさといえば相当なわけですよ。
例えば和訳なら一つの英文のブロックに対して、英作文に対してならひとつの日本語に対して、5個~10個くらい訳例をあげてそれぞれに対して〇△✖などというのをつけたうえで冊子にのせるんですね。
さらに、それを採点する現場で運用するときには、テキストに載せきれなかった内容や、現場で実際に採点している中で出てきた要素も加えたりしてさらに採点基準が細かくなって、採点がなされていくんですね。
で、まあそういう感じで採点されうるんだなということを知っておくことはとても受験生にとっては有用だと思うんですね。
ひとつひとつの表現にすごく気をつけるようになりますから。アンテナが働くというか。
あと、ポイントがあるはずだなとかそういったところもわかるはずです。
もちろん、本当の入試の現場では、大学の教授や准教授の方ががそこまで細かく採点していない可能性は高いです。正直。かなり短期間でものすごい枚数をさばきますから。
でも、それくらい細かく採点される可能性があるという採点基準の感覚を知っていれば、おおざっぱな採点には当然耐えられますからね。
なので、とりあえず僕としては、高3の冠模試クラスの採点基準の感覚を持っておくようにして欲しいなと思っています。
僕がそれに沿って採点してあげることが重要なのではなくて、最終的にその感覚を生徒自身がインストールしておいて欲しいということですね。
そんなことを思いますね。
でも、これって英語だけに限らず数学も国語もそうかもしれませんね。