数学の実生活や他科目とのかかわりを問題や雑談に組み込む

松谷です。

塾では折にふれて数学の実生活や他科目との関わりに触れたいなと思っています。

脱線しすぎない範囲のなかで。

 

たとえば、常用対数の話のなかで、半減期の問題をいれて、放射性物質が100分の1の量になるのに何年かかるでしょう。みたいなのを考えてもらったりすることがたまにありますね。

ちなみに結果は200年なんですね。そこから放射性物質がなかなか薄まっていかないことに気づき、原子力発電所での使用済み核燃料の問題を意識する場合も出てくると思います。

他にも、化学のpH計算とかにも対数の話は使いますね。

確率で、宝くじを用いて期待値の話をするのも好きですね。テニスのダブルフォルトする確率を余事象に絡めて話すのも好きですね。

コンデンサーの過渡状態やイオンの平衡状態が微分方程式を用いて良くわかるのも感動する話ですよね。

統計なんかは、視聴率から選挙の当選予測、薬の有効具合、マーケティングでの商品投入などなど話せますが、まずは成績表における偏差値の意味のところで身近な話題として雑談できますよね。

三角比で測量する話はあんまり僕にはピンと来ないですが。。

図形と方程式でいうと、うーん、楕円を紐と鉛筆でかいたりとか?あんまりいい例がないな。。ベクトルは相対速度とか力積とか物理との兼ね合いで話せますが、あんまり話してきてないな。

数列はそれ自体遊びみたいなもんですかね。パズルですね。

まあ、勉強してたまに、おっそうなんかっ!て思う機会はあるといいなと。

低学年でも中高生でもね。

 

なんとなく、最近どのクラスでも適度な会話をしながら授業するのがしっくりきてます。適度な会話のなかで、何か影響を与え、与えられ、という関係になれたらそれは嬉しいですね😃

自分が楽しくないとやっぱり続かないと思ってるんですね。ある程度良いエネルギーを出していない講師には教わるの嫌かなと思うのでね。