やみくもにやることを決めずに現状を分析すべし。~共通テスト英語リスニングなら?~
松谷です。
今数学の成績が悪い!数学をいっぱいやろう!
みたいに解決策をやみくもに決める人って多いかもしれません。
でもそれは方向性を間違いすぎたら、労多くして益なしという状況になりかねません。
それでやり始める前にもう少しだけ自分の現状を分析することをお勧めします。
例えば、テストで、英語のリスニングが悪いとします。
じゃあいっぱい洋画のリスニングをしよう!!
というのでは、少なくとも短期間での成果は得にくいだろうと思います。
そんなとき、例えば、共通テストの英語などで分析をしてみると少し分かるかもしれません。
共通テストの英語は、平均点は60点前後になるように設定されています。
前半から後半になるにつれて難しくなってきます。
それでまず何点くらいかというのは一つの目安になるでしょう。
でも点数だけでもはっきりいって次の対策は見えてきません。
どんな間違い方をしているのかというのも大事です。
たとえば、音は聞こえているけれど、意味がその場で咀嚼できないなら、ちゃんと意味がわかりながらの速読力が必要になるでしょうし、最終的に意味をとらえながらのシャドーイングを目標にしていけば瞬発的に内容を理解する力がついていくと思います。
音がとらえきれない場合はどうでしょう。これは自分の認識している音と実際流れている音が違う場合があるでしょうし、もしかしたら音のつながり方に対しての認識がないのかもしれません。そういう場合は、オーバーラッピングといって音声と重ねるようにいうことでだいぶ改善します。さらにそのあと音重視でシャドーイングできるようにすれば音声に対する反応が良くなってきます。
いや音も意味もとれているんです。という場合はどうかというと、これは、問題の解き方が少し悪い可能性もあります。例えば、設問の先読みをどんな感じでしているか。逆に音声が流れているときに設問を読みすぎていないか。そんなことが関係してくるかもしれません。
一朝一夕では上達しない科目などもあるとは思いますが、それでも方向性がある程度正しければ上達実感が少しずつ得られるはずなので、その中で勉強が加速していけばよいなと思います。
でも、もう一つ目標に向けてその力はいるのか?というのも考えることも必要かもしれません。例えば、京大受験生にとって、英語のリスニングの比重はやはりあまり高くありません。もしかしたら、理科を重視して勉強した方がよりよいかもしれません。東大受験生であれば、多少時間をとっても毎日リスニングには触れておいた方がよいと思います。
共通テストのリスニングの割合がそもそもめちゃくちゃ低い場合もあると思いますしね。
行き詰っていて何かアドバイスが必要なときがあればいつでもお声がけください!
僕のできる範囲ではありますが、力になれればなと思います!
ちなみに、下は今年の共通テストのリスニングの問題ですね。
今朝やったら、僕は、down jacketが冬物であるということに気づかず、1個間違ってしまったんですがね。。。う~む。。。down jacket秋も春も着ちゃう自分がダメなんですね。。。季節感。。