定期テストへの考え方
松谷です。
定期テストへの考え方は生徒によってかなり違います。
学力的に高い生徒でも、しっかり点数をとっておきたいからきっちり対策する子もいますし、
学力的に低い生徒で、直前詰め込まないと点にならないから2週間くらい缶詰めになる生徒もいますし、
学力的に高い生徒で、あまり定期テストの点数にこだわらずそんなに対策しない子もいますし、
学力的に低い生徒で、定期テストも対策しない子もいます。
実際にどれがいいというのはありません。1番下の人は留年しそうですけど。。
僕自身は中1の秋か何かに一度だけ頑張って対策して自分の中ではかなり良い点?(全体で9割ちょっととかだったかな。僕のなかでは満足な点でした。)を取れたという経験をして以降、やればとれるなと思って、そこからは対策をかなり緩くやるというスタンスに変えました。
どれくらいかというと、英数は普段の授業のものは授業中に理解暗記して、試験前日か前々日の都合の良いときに1,2時間確認する。(試験範囲の扱ってる英文を一気に読む、試験範囲の数学の問題を全部眺めてあやしいのだけ解くみたいな感じだったかと。)塾に行ってたのでそれが可能だったわけですね。
その他の教科は、苦手な歴史だけ1,2週間くらい前からちょこちょこみる(それでも50点くらいしか取れなかったのですが。。。)、それ以外は2,3日前くらいから詰め込んで暗記する。そんな感じでした。
2,3日前から暗記したものって残らないんですよね。ほんと。意味ないなって感じます。
だからもう少し前から準備するとかもっというと普段の授業のときから理解残しがないようにするっていうのはひとつの良いスタンスだなと思います。
学校の勉強を疎かにしろというつもりはまったくありません。学校の勉強には基本が詰まっていますし、塾で先にやっているところについては良い復習になるでしょう。だから、普段から理解しておくっていうのはいいと思うんですね。僕みたいに一部の教科を捨ててしまうことに対しての是非はおいておいて。。
でも、そのもう少し前から準備するというのが、塾なども含めた全部の習い事をストップしてやることなのかは疑問ですね。そういうのをストップしなくていいように、ある程度前から準備するわけでしょうからね。なんか本末転倒というかなんというか。
塾の勉強にしても、スポーツにしても、ピアノにしても、積み重ねですからね。
あまり頻繁に中断するとうまく積み上がっていかないかなと感じます。
もし休んでしまったとしたも、すぐ振替するなどなんらかの補填を必ずするようにして欲しいと感じます。
実際、このあたりの考え方は、生徒の気質だけでなく、生徒の所属する学校や学年によっても結構ちがいます。中学生なのか、高校生なのか、小学生なのか、公立なのか私立なのか、内申が何か選抜システムの中で重要視されるのか、学校のなかでプレッシャーが与えられるのかなどなどによってかなり考え方に違いを生みます。
当時の僕よりどうみてもはるかに優秀な生徒でも定期テストにしっかり対策している子がいるのを見て、置かれている状況や本人の気質によって準備は違ってくるのだなと。
もちろんその定期テストにどういう向き合い方をするかというのは最終的には自分で決めることです。塾が責任をもってくれるわけではありませんしね。
ただ、塾としては簡単に休みすぎるのは避けて欲しいなと感じています。特に2週間休みで振替すぐしないというタイプは正直なかなか続かないので。小学生部は2週間休みは禁止にしましたが、中、高生も2週間休みは推奨できませんね。
もちろんこれもある意味塾側のエゴを押しつけている可能性もあります。数学力上げづらいなあとか振替するの大変だなあとかそんなことを思ってしまうのはこちらの問題でもありますからね。生徒側と塾側でそれぞれのエゴがあってそのあたりの折り合いが付けられる塾を皆さん選んでいくというのが実際のところなんだと思います。